海外向けメディアバイイングは楽じゃないぜ

2013/08/06

こんにちは、ポータル・ジャパンの久保です。

海外向けWebマーケティングを行っている方であれば1度はメディアバイイングをご検討、実施されたことがあるのではないでしょうか。

※メディアバイイングとは広告媒体から広告枠を買い、その枠に自社の広告(主にバナー)を掲載し、認知度向上、アクセス数向上を図ることを指します。

弊社で以前お客様のメディアバイイングの手続きを代行したことがあるのですが、実際に広告を掲載するまで下記のステップを行う必要があります。

1.メディアを見つける
2.メディアにコンタクトをとる
3.金額・掲載位置の確認、価格交渉を行う
4.インボイス(請求書)をもらう
5.支払い(海外送金)を行う
6.広告掲載開始

各ステップ毎に体験した苦労話、事前にしておくべき注意点をお伝えさせていただきます。

1.メディアを見つける

良いメディアかどうか分からない
せっかくメディアを見つけてもそのメディアが本当に良いメディアなのかどうかはサイトを見ただけでは判断が難しいです。知名度のあるメディアで広告を掲載すれば必ず良い成果がでそうと分かっているのならいいのですが、初めて名前を聞くようなメディアの場合、まずは事前に必ず媒体情報をもらって確認しましょう。サイト全体のページビューや広告を掲載した際の想定インプレッション等が載っている媒体資料があればベストです。

2.メディアにコンタクトをとる

コンタクト先の情報が見つからない
このメディアは良さそうだ。さて、連絡してみよう!
と思ってもあら不思議。サイトにコンタクト先の情報が全く載っていないメディアも中にはあります。
こちらは掲載する気満々なのにサイト側がコンタクト先を載せておらず連絡がとれずじまいのケースもありました。

レスが遅い、最悪の場合レスが無い
お問い合わせフォームでもメールでも連絡をとった後にもちろんすぐ返事をくれるメディアもあればレスが極端に遅いメディアもあります。そして最悪の場合、音沙汰無しというケースもあります。また、メディアのスタッフと直接コンタクトをとれず、現地の広告代理店を間に挟んでやり取りをしないといけないこともあります。そのため、特に初めてのメディアにアタックする場合には充分なスケジュールと根気が必要です。

こちらの質問にきちんと回答してくれない
こちらの質問に答えてくれずコミュニケーションが成り立たなかったり、10質問しても6くらいしか答えがもらえず内容不備で何度も聞きなおしたりということも多々あります。

3.金額・掲載位置の確認、価格交渉を行う

どの場所に掲載してもらえるかしっかり確認しよう
海外のメディアは日本のメディアみたいに丁寧で細かい説明、気遣いはあまりありません。金額や掲載位置はしっかり確認しましょう。全ページに掲載されるのかと思いきやトップページだけ掲載、というケースや、サイト内の広告掲載についてのページには記載の無かった場所にも交渉すれば広告を載せてもらえる場合もあります(まるで定食屋の裏メニューです)。また、交渉すれば、ディスカウントに応じてくれるメディアもあります。ダメ元でまずは価格交渉を行ってみましょう。

4.インボイス(請求書)をもらう

期日が明確に書いていない
通常広告枠を契約する場合、明確に8月1日~8月31日のように期間がインボイスに書かれているかと思いますが、そうでないメディアもあります。
「August」とアバウトに月だけが書いてあり、日が抜けている場合があります。
後々更新間近になって、「あれ、正確にいつまでだっけ?」と分からなくなってしまう場合があるので不明確な場合はしっかり書面に書いてもらうようにしましょう。

色々な部分が雑
こちらもメディアによりますが、契約内容を手書きで、そして何て書かれているのか分からないくらい読みにくい殴り書きの状態で送ってくるメディアがあります。また、手書きの後、スキャンして送ったのだと思うのですが微妙にPDFを開くと書類が斜めになっています。さらにおまけでこちらの会社名や担当者名が間違っている場合が多いです。(Portal-japan.incではなくTortal-japan.incのような感じです)散々やり取りしているのだから会社名くらい覚えてほしいし、お金に関わる書類なので間違いに気づいてほしいです。毎回間違いに気づくのはこちらなので、間違いを指摘してやり直すように戻すのですが、2回目も全く何も直ってないインボイスが送られてきたことがあります。(一体何をしたのでしょうか・・)

5.支払い(海外送金)を行う

海外送金なので手数料は安くない
国内の銀行振り込みと比較するともちろん海外送金の手数料は何倍も高いです(金額やエリアにもよりますが、1件あたり10,000円前後はみておいた方が良いかと思います)。広告費だけに気をとられないように注意しましょう。

直接支払えない場合も
広告費の支払いを行う場合、海外送金でメディアに金額を支払います。
メディアが提携している銀行の中にはまれに海外送金に必要なSWIFTコード(金融機関識別コード)が無い場合があり、その場合は直接送金できず、中継銀行(intermediary bank)を利用する必要があります。経由する銀行が増えるので手数料も手間も増えたりと、ひとまず良いことはありません。

6.広告掲載開始

掲載した後も要注意
掲載おめでとうございます!
貴社のバナーがメディアに掲載され、これで認知度もサイトへのアクセスも大幅にアップ。。。
だといいのですが、本当に効果があるかしっかり効果測定は行いましょう。また、ごくたまにあるのですが、特にネット環境がしっかりしていないエリアの場合、たまにサイトにアクセスするとサーバがダウンしているときがあります(その間は貴社の広告はもちろんメディアのサイト自体が見れません)。こちらに関しては私たちではどうすることもできないのですが、、このような例もあるということをご認識いただければと思います。

以上です。

もちろんメディアに応じて異なりますが海外向けメディアバイイングは恐らく皆さまが考えている以上に労力、工数がかかります。貴重な時間を使ってやり取りを行うため、本当に必要かどうか検討してから行うようにしましょう。

また、メディアと契約をする前に一度Google AdWordsで配信テストを行うことをオススメいたします。
全てのメディアで実施可能ではありませんが、サイトにGoogle アドセンスの枠がある場合、Google AdWordsでバナーを掲載することができます。メディアとのやり取りは不要で管理画面から操作するだけで1クリック数10円(目安)で掲載することが可能です。
管理画面からコンバージョンも計測することができるので、Google AdWordsでのテスト配信が可能であればぜひ行い、その結果を見てから本契約を行っても良いかと思います。

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