中国語Webサイトのサーバ管理について

2011/09/29

こんにちは。
ポータル・ジャパンWebディレクターの久保です。

最近の海外Webプロモーションには欠かせないターゲット国の1つが中国ですね。

多くの日本企業がWebでの中国進出を考えており
弊社でも中国語Webサイトの制作やプロモーション案件が多いです。

中国語のWebサイトを作ること自体は特に問題ないのですが
作った後のサーバ管理をどうするかについては少し考えなくてはいけません。

本日はそんな中国語Webサイトのサーバ管理についてお伝えしたいと思います。

まず、基本的なことですが
中国語には大きく分けて2つのエリアがあります。
中国本土(「簡体字」が使われている)

台湾・香港(「繁体字」が使われている)
です。

どちらも中国に変わりはないのですが、
この2つのエリアそれぞれでサーバを置く場所を考慮する必要があります。

ご存じの方も多いかもしれませんが中国には
政府によるWebサイトの検閲があり、その検閲により中国から海外へアクセスしても
Webサイトが見れなかったり見れたとしても著しく表示速度が遅いといった問題があります。

この問題の対象は「中国本土」です。
故に中国本土用に簡体字のWebサイトを作っても日本のサーバにデータを
置いただけでは中国本土のユーザからのアクセスはほぼ見込めません。

それならば中国のサーバを借りてそこにデータを置けば良い、とい
考えになりますが、中国サーバを借りる場合、登録のために中国の現地法人が必要になるため
現地法人が無い企業が中国のサーバを借りることはできません。

解決策として弊社が普段行っている提案としては、

1.香港サーバをレンタルする。
 中国サーバでは無いのですが日本よりも中国に近い香港のサーバを借り
 そこでWebサイトを運営する方法です。
 香港サーバは現地法人が必要なく日本と同じ感覚で使用することが出来ます。
 (香港サーバーでも検閲対象にはなりますが日本からのアクセスよりは断然早いです。)
 
 
2.日本のサーバ+CDNサービスを利用する。
 CDNとは、Contents Delivery Network(コンテンツデリバリネットワーク)といい、
 簡単に説明をすると世界各地にあるキャッシュサーバと呼ばれるサーバにコンテンツの
 コピーを置きユーザーが見ている地域から最も近い場所のサーバを閲覧させる
 という仕組みです。
 (基のデータを更新すればもちろんキャッシュサーバのデータも更新されます)

 例えば大元のデータは日本にありますが配信用サーバがアメリカ、中国、イギリスと
 3箇所にある場合、アメリカに住んでいるユーザーがコンテンツを見る際には
 アメリカのサーバのデータを見る。といった感じです。
 どの場所にサーバがあるかはサービスを提供している会社によりますが
 中国内に配信用サーバがある場合は日本のサーバにコンテンツを置きながら
 中国ユーザにアクセスしていただくことができます。
 (以下、CDNイメージ)


 
 CDNの使用事例については、Webサイト構築用だけでなく
 NYTimes.comが大統領就任の際に、世界中の視聴者にストリーミング配信を行ったり、
 NBC.comがスーパーボールのライブ配信に使用したり、といった例もあります。

以上となります。
ちなみに中国本土に当てはまらない台湾や香港をターゲットとする場合、
(中国語繁体字でWebサイトを制作する場合)日本サーバを使用すると、
若干は遅くなりますが、特に大きな支障をきたすことはありません。

最初はついWebサイトを作ることに意識が集中してしまいますが
特に中国をターゲットとする場合、制作後にどこのサーバにデータを置くかということも
重要な要素となります。
(日本で展開する日本語のWebサイトであればサーバはほとんど
意識しなくても済むのですが・・)

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