翻訳の際に起こりうる問題【多言語Webサイト制作のポイント】

2011/07/26

こんにちは!多言語Web制作を担当しているミスターKです。

前回の「その翻訳ちょっと待った!【多言語Webサイト制作のポイント】」では翻訳を行う日本語原文の段階で見直しをし、外国人に伝わる文章に仕上げましょう、というお話をさせていただきました。
今回は翻訳の際にありがちな間違いや、発生しうる問題についてご紹介させていただきます。

①句読点や特殊記号の使い方
例えば「、」「。」などの句読点についてですが、日本と同じように中国語でも句読点が使用されます。しかし、中国語の場合は「,」「、」「。」の3種類あります。「。」は日本語と同じく文末に入れますが、「,」「、」はそれぞれ使い分けがあり、「,」が日本語の「、」と同じ役割を果たし、「、」は中国語で「&」を意味するものになります。
↓参考ページ:「中国語には句読点ってあるの?」を参照。
http://dokochina.com/iroha.htm
また、韓国語では「、」「。」は使用されず、英語と同じ半角の「,」「.」カンマとピリオドで表現されます。ワードごとにスペースを空けるのも英語と同じです。また「」のようなかっこは韓国語では基本的に使われません。ダブルコーテーションなどで囲うことが一般的です。
日本で一般的に使われている記号も、海外では一切使われていないものが多くあるので注意する必要があります。①②③などの○に数字を入れるものもそうですね。

②地名や固有名詞の表現
非常に重要なのが地名や固有名詞などの翻訳です。必ず事前に調査し、一般的に翻訳されているものを調べる必要があります。特に難しいのは中国語での表現です。英語や韓国語は発音に合わせて表現することができるため、一般的に使われている言葉がなかったとしても表現することは可能です。しかし中国語になると発音に合わせて漢字をあてるという方法がありますが、色々な字をあてることができてしまいます。また、漢字にはそれぞれ意味があるため、単純に発音に合わせた当て字をすると、変なイメージの翻訳になってしまうことが多々あります。そのため、企業名などで中国語訳がない場合には慎重に翻訳を検討する必要があります。特に企業名やサービス名になるとそれが現地で認識される名前となるため、さらに注意が必要です。
なお、すでに現地名で通用している名前がある場合には、参照元の情報などをはっきりさせておくと、クライアントに聞かれた際にもきちんと説明することができます。

③翻訳表現の統一
これは特に規模が大きく、翻訳文字数が多い場合に発生する問題です。
翻訳の文字数が多くなると、一人の翻訳者では対応できず、複数の翻訳者で対応することはよくあります。ただし、複数の翻訳者に翻訳されることでバラバラの表現になってしまうという問題が発生します。
例えばわかりやすい例だと、「駅から徒歩10分」が
「10 minute walk from the station」
「10 minutes on foot from the station」
と言う2つの言い回しで表現することができます。
どちらも間違いではないですが、どちらかに統一する必要があります。日本語でも複数の言い回しが存在することがありますが、やはり統一してあった方がユーザーも見やすいのではないでしょうか。

以上のように翻訳時にも注意する点はたくさんあります。翻訳は翻訳者に依存するため、上記の点を考慮して翻訳してくれる方もいると思いますが、翻訳する際前にきちんと共有しておくことと、翻訳チェックの際にも上記ポイントを認識しておくことで、クライアントに納品する前に気づける部分だと思います。

投稿者プロフィール

Masahiko Kase
運用型広告チーム チーフマネージャーコンサルタント
海外Webマーケティング事業に10年以上身を置き、2016年8月に代表徳田と共に世界へボカン株式会社を設立、取締役に就任。
英語AdWords広告運用、ソーシャルメディア広告、アクセスログ解析、英語サイト改善など、数多くのプロジェクトに携わる。

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