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ウェブ解析士協会主催 第1回グローバルマーケティング研究会に登壇しました。

WACA一般社団法人ウェブ解析士協会代表理事の江尻さんにお声がけ頂き、7月4日開催の第1回グローバルマーケティング研究会 羊を齧りながら世界を語ろうに登壇させて頂きました。

登壇者は、”中小企業の力をネットで最大化させる”戦略WEBコンサル事業を行う株式会社アクシス代表の臼井社長、アジアのSNSマーケティングに強いクリスク白似田さん、越境ECのWEBマーケティングのパートで私、徳田の3名で登壇させて頂きました。
有料セミナーの為、詳細はお伝えできませんが下記にそれぞれのセミナーの概要をまとめました。

「3年前に立上げた金なし経験なしのスポーツギアブランドが海を渡りメジャーリーガーが使うまでの経緯と戦略。」

国内外プロ野球18球団400名以上のプロ野球選手、スタッフが愛用する究極の野球ベルトサポーター「コアエナジー」がどのように海を渡りメジャーリーガーが使うまでに至ったかの経緯をお話頂きました。
商品についてはメーカーサイトをご覧ください。
(以下はコアエナジーサイトからの引用です。)

コアエナジーは筋肉のコルセットと呼ばれる「腹横筋」と骨盤に強力な腹圧を与えパワーの源を目覚めさせる!
すべての動作の源は「腹横筋」です。腹横筋は、筋肉のコルセットと呼ばれカラダの姿勢を維持し体幹を支えるのに重要な役割を果たします。
コアエナジーは、適度な締め付けによる「腹圧UP作用」で腹横筋などの体幹のインナーマッスルに圧力を加えます。腹圧を瞬時に高め、インナーマッスルに働きかけるのです。
その結果、体幹の収縮力を高められ、パワーアップはもちろん、動作をより俊敏かつしなやかにすることができるのです。

商品がとても良いのでどんどん野球選手の間で広まり、今ではメジャーリーガーも使うようになりました。
臼井社長のお話の中でとても印象的だったのが、彼がウォルト・ディズニー・カンパニーにてプロデューサーとして7年間従事されていた時に学んだ「とにかく上流から」という考え方です。
メーカーとして商品をプロデュースする上で、アプローチを誤ってしまうと他社との差別化が難しくなってしまい、安売り競争に巻き込まれてしまいます。

PRでも流通でも誰に最初にアプローチする事が重要なのか考え、どのプロセスでも「とにかく上流から」という考えを徹底していく臼井社長の姿勢に驚かされました。
このお話の中で臼井社長のおっしゃる上流とは、
どんな価格でもその商品の価値を十分に理解し享受できる人=その道のエキスパート
と私は解釈をしました。
商品力と諦めないハート、「とにかく上流から」という姿勢がコアエナジーが広く多くの方の手に渡った要因なのではないかと感じました。

「東南アジア向けSNSマーケティング・入門編」

クリスクの白似田さんは東南アジアの概況、SNSマーケティングについてお話されていました。
クリスクは東南アジアのSNS、インフルエンサーマーケティングに特化した企業で、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、日本に支店を持ち、現地メンバーと共にソリューションを提供しています。

東南アジア(タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア)の人々は日本人と比べても可処分時間の多くをSNS上で過ごしている事から、SNSの購買影響度が高いようです。また、Facebook、Youtube、Instagramが使われており、Twitterはあまり使われていないようです。

東南アジア全域でGrab、GOJEKといったようなデジタルサービスが使用されており、デジタルシフトが進んでいます。

※Grabとはタクシーや一般自動車、バイクの配車サービスでマレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、カンボジアの8カ国で展開しています。(GOJEKはインドネシア)
下車後にアプリ上で、Uberのように「いいお客さんだったか、いいドライバーだったか?」をお互い評価し合うので、ぼったくりが発生しにくい仕組みになっています。

言語、文化的な背景の理解、リソース(人材・ナレッジ)が東南アジアにマーケティングをしていくうえでの障壁です。
例えば、GoogleよりもSNSの方がユーザーにリーチし、プロモーションをするのに有効な他、決済手段も国ごとに異なります。
東南アジアは急速に進化しており、それぞれの国で使用されているSNS及びアプリ、決済手段を把握する事がアジアをターゲットとしたECを展開する上で不可欠だという事を学びました。

英語圏向け越境ECで成功する為のWEBマーケティング基本のキ

私のパートでは、越境ECのマーケティングを始める際の基本的な考え方について事例を交えてお伝えさせて頂きました。
3C分析(市場、競合調査、自社分析)や戦略策定、商品開発、訴求軸の決定、集客等、一つひとつのプロセスは日本国内では多くの企業が実践している事です。
しかし海外向けになった途端、おろそかになってしまい集客にばかり目がいきがちな方が多いです。

また、価値の4象限のお話をさせて頂き、越境ECで成功し易い商材と難しい商材をどのように販売していくのか事例を交えてご説明させて頂きました。
実利価値、評判価値の商材は海外市場でも成功し易いのですが、共感価値や保証価値は難易度が高いです。
本セミナーではどのようにネームバリューも実績もない共感価値商材を海外で販売していったのか成功事例をご説明させて頂きました。

戦略策定時には、自分たちの商品がどの価値に分類され、どのようにそれを伝えていく事で海外で成功していくのかを考える事からはじめています。
それにより、より海外でビジネスした際の成功率を伸ばしていける旨をお伝えしました。

グローバルマーケティングと一言で言えど、立場やターゲットでやるべきことは大きく変わる
今回、光栄なことにウェブ解析士協会の第一回グローバルマーケティング研究会に登壇の機会を頂きましたが、私自身が最も多くの事を学べたのではないかと思うほど良い会でした。お話を聞かせて頂き、グローバルマーケティングと一言で言えど、立場(メーカー側)やターゲット国が異なるとやるべき事が大きく変わるんだなと感じました。ただ何処の国で勝負するにも、
1.商品力=商品への愛
2.ユーザーを理解しようとする姿勢
は不可欠だという事は共通するかもしれません。お声がけ頂いたウェブ解析士協会の江尻さん、川口さんありがとうございました。

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投稿者: 徳田 祐希 / Tokuda Yuki
世界へボカン株式会社 代表取締役
イギリス留学を経て、海外WEBマーケティングを行う企業に入社。
外国人マーケターと共に海外WEBマーケティングチームを牽引する。
特に英語サイトのSEOに精通し、東京だけでなく、新潟、京都、大阪、名古屋、福岡等、日本全国を飛び回り、クライアントと膝を突き合わせ、WEBコンサルティングを行うスタイルを得意とする。
海外WEBコンサルティングで、アフリカ向け中古車輸出企業の売上を30億円から500億円に導く等、中古車輸出、製造業、不動産関連のプロジェクトで数多くの実績を残す。
2014年8月に世界へボカン株式会社を設立。
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