WEBプロモーション・英語SEO対策におけるリスクマネージメント

2012/01/11

こんにちは、海外SEOコンサルタントの徳田です。今回は、WEBマーケティングにおいて常に考えていなければならないリスクの分散についてお話ししたいと思います。
一言でリスク分散と言っても、WEBマーケティングを進めるにあたり、多くのリスクがある為、今回はプロジェクトの成功率を上げるためのリスク分散、軽減について3つのレベルでお伝えさせて頂ければと思います。

レベル1.アクセス数を安定させるためのリスク分散

①WEBプロモーション施策の分散
まずは、全体的なお話からさせて頂ければと思います。WEBプロモーションを行う際に、SEOだけ、PPCだけ等、何か一つの施策に偏って行う事はあまりお勧めできません。何故なら、流入経路を分散しなければ、大きなリスクとなってしまう可能性があるからです。例えば、SEO対策だけに力を入れていた場合、アルゴリズムの大きな変動で対策キーワードが軒並み下がったとします。こうなると、昨日まで1日100万円売り上げていたサイトが、今日から売上が限りなくゼロになってしまうといった事もリスクとして考えられます。リスティング広告でも、突然規制が変り出稿できなくなってしまう事もあります。

②WEBプロモーション施策効果を最大化する。
こちらは、リスク分散とは若干離れてしまいますが、ある特定のWEBプロモーション施策を単体で行うよりも、複数の施策を同時に走らせた方が個々のプロモーション施策の効果を最大化する事が可能です。
こちらは予算やリソース、目的によって変ってくるので、一概には言えませんが、PPC、SEO等のアクセスアップ施策と、キャンペーンを活用したLPで相乗効果が得られるように、プロモーション施策の組み合わせる事で効果を最大化する。または、機会損失のリスクを軽減する事が可能です。各施策のメリット、デメリット、活躍できるシチュエーションが異なる為、特性を理解したうえで状況に応じて使い分ける判断力が求められます。

レベル2.プロセスを最適化する事によるリスク分散(軽減)

SEO対策を実施して上位表示されたけど、アクセス数が伸びなかった。利益が伸びなかった。という事は良く聞く話です。これは、そもそも選定したキーワードが適していなかったり、目標値を達成するために十分でない為に発生してしまいます。
これでは、施策を行った側も頑張っても浮かばれないですし、お客様も時間とお金を浪費してしまいます。その為、こういったSEO対策の失敗のリスクを軽減・分散するためにも、弊社では下記のようなプロセスで進める事をご提案させて頂いております。

①ヒアリング
②キーワード選定
③PPC、テストマーケティング
④③の結果に基づいた英語SEO対策の実施

①②ヒアリング・キーワード選定
よく、「英語SEO対策をお願いいたします!」と施策内容、キーワードも含めてこれだ!と決め打ちでお問い合わせを頂く事があります。こういった場合、弊社では本施策の
【目的】【定量的な目標値】【現状の数値】をヒアリング致します。
そして、お客様が決め打ちでご依頼して下さったキーワードでお見積りをご用意させて頂きつつ、ヒアリングさせて頂いた目標値から逆算をし、キーワード選定を行い、ご提案をさせて頂きます。目標を達成するためには、どの程度インプレッションが必要なのか、何位に掲載されたらどの程度アクセスが来るのかをシュミレーションさせて頂く事で、お客様が感覚的に良いと考えていたキーワードが本当に最適なキーワードなのかを確認させて頂きます。また、このプロセスを入れる事で、事前にクリック数、問い合わせCV数、成約CV数等のKPIを設定する事できます。施策時に成果が出ているのかどうか判断する事が可能な為、施策を行う側、お客様共にメリットがございます。成果が出ていない時に何処がボトルネックになっているのかもわかる為、重要なポイントですね。

下記は、弊社で使用しているヒアリングシートです。

プロジェクト失敗のリスクを軽減する為にも、事前のシュミレーションは必須です。

③PPC・テストマーケティング
また、①②のステップ後にすぐにターゲットキーワードを決めてSEO対策をする事も可能ですが、ご予算に応じて③PPC(リスティング広告への出稿)・テストマーケティングを実施いたします。ビックキーワード、スモールキーワードを含めて、①②で選定させて頂いたキーワードを中心に100~500ワードほどを広告出稿させて頂き、隠れたキーワードが無いか確認致します。

このステップを踏むことで、Googleのキーワードアドバイスツールには表れないキーワードデータを把握する事が可能です。また、SEO対策単体では3カ月後、半年後に見えていたキーワードとサイトの親和性を、わずか1カ月程度で把握する事が可能です。ここで、使用するAdWordsの広告予算10万円が、後々のプロモーション施策の費用対効果を大きく左右するので、PPCの実施をお勧めいたします。

④SEO対策の実施
③までのステップを元に、CV(コンバージョン)の確実に出せるキーワードにてSEO対策を行います。これにより、より安心感をもってSEO対策に投資して頂く事が可能です。

プロセスを最適化する事の大きなメリットは、2つあります。
1つは、データを集めて施策を行う事による失敗リスクの軽減できる点で、もう一つは、上手く施策が機能しなかった時にどのプロセスが間違っていたかを整理し、確認することが可能な点です。

レベル3.英語SEO対策時のリスク分散

英語SEO対策時のリスクは、Googleのアルゴリズムの変動やペナルティが主だった原因として考えられます。リスクを軽減するためにも、下記の2点は、注意していく必要があると考えております。

1.リンクの多様性を考慮する
ブログ型やディレクトリ型サイトからのリンクの割合が多かったり、ある特定のリンクタイプに偏った外部リンク獲得施策を行っていると、自作自演リンクだと認識されてしまう可能性があります。その為、様々なタイプのサイトからのリンクの獲得や、リンクの掲載パターンの分散を考える必要がございます。リンクの多様性については、リンクの多様性に関する7つのボカン!をご覧いただけますとより、理解が深まると思います。

2.自然リンク獲得施策を実施する。
弊社では、昨年からリンク元サイトの質を改善しつつ、自然リンク獲得施策にも力を入れております。これは、これまで以上にGoogleの自作自演リンクに対する取り締まりが厳しくなってきており、海外、国内共に、この流れには逆らえない状況になってくると考えているからです。特に、英語圏は取り締まりが厳しい状態です。

自然リンク獲得施策の一例としては、
(1)ヒアリング
クライアントサイトにヒアリングをし、彼らが持っているノウハウや、技術、その業界内のユーザーが読んだ時に有益だと思われる情報をヒアリング致します。
(2)有益コンテンツ・ノウハウの見える化
ヒアリングさせて頂いた情報を元に、リンクベイティングコンテンツの作成(記事、インフォグラフィック、動画等)を致します。配信した情報が、ターゲットユーザーの目にとまり易くする為に、ヒアリングさせて頂いたコンテンツを、掲載致します。この時、更新やプラグインの設置のし易いMTやWPをサイトに設定使用すると良いでしょう。
(3)ソーシャルの活用
ソーシャルを活用し、ターゲットユーザーや、業界のインフルエンサーにリーチ出来るように致します。本当に良いものであれば、あなたのサイトを参考、参照元としてリンクを提供して下さるかもしれません。ここで重要なのが、この施策を始めた時にはじめてTwitter、Facebook、Google+を始めるのでは遅いと言う事です。良いコンテンツを作っても見て下さる方がいなければ、宝の持ち腐れです。突然、情報を発信しても見る方が少なければ、反応も得られにくい為、情報を共有するプラットフォームは事前に準備しておきましょう。また、情報が拡散され易い環境を作っておく事も重要です。

自然リンク獲得施策イメージ
自然リンクを獲得する為の一例

自然リンク獲得施策に関しては、Dead SEOでおなじみの矢萩さんのナチュラルリンクを獲得するための4つの動機も参考になります。

自然リンク獲得施策を行うと同時に、弊社ではリンクを提供する為のサイトの運用から、有益なコンテンツを持った業種に特化したメディア媒体の構築・運用へと方向転換を行っております。まだまだ個々の媒体の流入数は少ないものの、クライアントサイトではカバーしきれないキーワードの受け皿としても機能させ、アクセスを流す役割を果たしております。

WEBプロモーション施策を実施する時には、プロジェクトの失敗、売上の減少、機会損失等、様々なリスクが生じます。我々の役目としては、お客様のリスクをできるだけ分散、軽減し、成功に導く事だと考えております。その為にも、メリットだけでなく、デメリット・リスクも含めて御説明する事が必要になります。余計な不安を煽る必要はありませんが、共にビジネスを成功する為のパートナーとして正しい情報を提供していく事が必要です。

読んで頂いた方の少しでも参考になりましたら幸いです。お気に召しましたら共有して頂ければと思います!
また、ご意見、ご感想がございましたらコメント欄にご記入頂ければと思います。 それでは!

投稿者プロフィール

Yuki Tokuda
代表取締役
イギリス留学を経て、海外WEBマーケティングを行う企業に入社。
外国人マーケターと共に海外WEBマーケティングチームを牽引する。
特に英語サイトのSEOに精通し、東京だけでなく、新潟、京都、大阪、名古屋、福岡等、日本全国を飛び回り、クライアントと膝を突き合わせ、WEBコンサルティングを行うスタイルを得意とする。
海外WEBコンサルティングで、アフリカ向け中古車輸出企業の売上を30億円から500億円に導く等、中古車輸出、製造業、不動産関連のプロジェクトで数多くの実績を残す。
2014年8月に世界へボカン株式会社を設立。

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