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【B2Bリード獲得に最適】Meta「Instagram DM広告」で海外顧客と直接つながる方法
- 2026.01.22
- 海外リスティング広告
海外市場への進出を目指すB2B企業にとって、スピーディーに見込み顧客とつながる手段は欠かせません。
海外ではLinkedInも主流ですが、MetaのInstagramが有効だった弊社の事例もあります。
相性が良いと考える企業は、不動産、SaaS、法人向けECなど “B2Cに近い性質を持つB2B” で、買い手が多く導入障壁が比較的低い業界においては、ダイレクトに顧客とつながれる施策がより重要になります。
そんな中で注目を集めているのが、Metaが提供する「Click to Instagram Direct Ads(Instagram DM広告)」です。
この記事では、Instagram DM広告の仕組みからメリット、設定方法、そして効果的な運用ポイントまで解説します。
Instagram DM広告とは?
Click to Instagram Direct Adsとは、InstagramやFacebook上の広告から、ユーザーがワンタップでInstagramのダイレクトメッセージ(DM)に移動できる仕組みです。
ユーザーが広告をタップすると、そのままチャット画面が開き、企業アカウントとの1対1の会話がスタートします。
フォーム入力や外部サイト遷移が不要なため、離脱率を大幅に低減できるのが大きな特徴です。
なぜB2B企業にInstagram DM広告が有効なのか?
従来のリード獲得広告(フォーム記入型)は、次のような課題がありました:
- 入力項目が多く、離脱率が高い
- プライバシーへの懸念から入力をためらうユーザーが多い
- メールでのやり取りに時間がかかる
一方、Instagram DM広告では次のようなメリットが得られます。
離脱ゼロに近い導線
ユーザーは広告から直接メッセージを送れるため、記入フォーム不要。タップひとつで会話が始まります。
リアルタイムでの対応が可能
InstagramのDMは即時性が高く、ユーザーの興味が高いうちに会話を開始できます。
見込み顧客の質を把握しやすい
チャットを通じて相手のニーズや関心度をリアルに把握でき、リードのスコアリングにも活用できます。
グローバル展開との親和性
Instagramは世界的に利用されているため、海外ターゲットへのアプローチにも最適です。
実際の運用フロー:DM広告 → 会話 → リード化
1. Meta広告マネージャーでキャンペーンを作成
まず、キャンペーンの目的で 「メッセージ(Messages)」 を選択します。
2. 広告セットの設定
コンバージョンの場所(Conversion Location):
「メッセージアプリ(Messaging Apps)」を選択
メッセージアプリの選択(Messaging App):
「Instagram」のみにチェックを入れる
配置(Placement):
Instagramフィードまたはストーリーズのみを選択
→ 広告をクリックしたユーザーは、Instagram DMへ直接遷移します。
3. 広告で「メッセージテンプレート」を設定
Meta広告マネージャーでメッセージテンプレート(Message Template)を作成できます。
ユーザーが広告をタップすると、挨拶メッセージとよくある質問(FAQ)が自動でDM画面に表示され、スムーズに会話が始まります。
【不動産業界(B2B)での例】
挨拶メッセージ
「お問い合わせありがとうございます。どのような物件をお探しですか?」
FAQ例
- 商業用オフィスを探しています
- 工場・倉庫を検討中です
- 投資用アパートに興味があります
- その他(自由入力)
このようにテンプレートを設定することで、広告をタップした瞬間に会話が自然に始まり、
ユーザーの興味やニーズをスムーズに把握できます。
営業担当者がオンラインでなくても、DM内で基礎的な顧客情報を取得できるため、対応効率も向上します。
リードの育成・商談化へ
テンプレートで取得した情報を基に、担当者がDM上でフォローアップ。
興味度の高い見込み顧客をスムーズに商談やデモへ誘導できます。
DM広告を活用したリード獲得事例
DM広告は、B2B企業が見込み顧客やパートナーとの初回接点を作り、効率的にリードを獲得するのに有効です。
例:不動産エージェント向け
不動産物件掲載プラットフォームを運営する企業がInstagram DM広告を活用する場合、広告をクリックした見込みエージェントに担当者がサポートや報酬プランを案内し、登録完了までスムーズに誘導します。
この流れにより、リードの質と登録率を高めることが可能です。
ここでは、海外不動産分野を例に、どのような設計で広告を運用するかを概要としてまとめます。
①ターゲット設定
ターゲット設定では、海外不動産に関わる可能性の高い層を中心に精度高く絞り込みます。主な設定内容は以下の通りです。
- 興味関心 例:不動産開発、物件管理、住宅仲介
- 職種 例:不動産ブローカー、プロパティマネージャー、エージェント
- Placement:Instagram
- Conversion Location:Messaging Apps → Instagram DM
これにより、広告が適切な見込みユーザーに届き、質の高いリード獲得につながる基盤を作ります。
②広告クリエイティブ
広告クリエイティブでは、ユーザーがDMを開きたくなる「メリット」を端的に示すことが重要です。加入特典や登録のしやすさ、サポート内容など、ターゲットが関心を持つポイントを簡潔に伝えます。
例(:
「海外不動産エージェントとして登録して、特典とサポートを受けましょう」
このように、広告文で行動意欲を喚起することで、クリック率やDMへの誘導を最大化します。
③メッセージテンプレート(自動返信)
広告をタップしたユーザーがスムーズに会話を開始できるよう、DM内では挨拶文と簡単な質問を自動表示します。
質問は、登録希望や詳細確認など、数クリックで意図を伝えられる構成にします。これにより、担当者は初期段階でリードの質を把握し、効率的にフォローできます。
例:
- 挨拶:「こんにちは!ご登録やご質問についてお知らせください」
- 選択肢:「登録を希望」「詳細を知りたい」「その他」
このように、ターゲティング・広告文・DM導線を一貫した流れで設計することで、広告からDMでの会話までをシームレスにつなぎ、海外ユーザーとの初回接点を最適化し、質の高いリード獲得につなげることが可能になります。
キャンペーン結果
本キャンペーンでは、広告からのクリック後に多数のDMが発生し、コンバージョン率は非常に高い結果となりました。
取得したリードは質が高く、実際の登録完了までつながる見込みエージェントが多数確認でき、単なる接触数だけでなく、実際のビジネス成果につながる有効なリードを創出できました。
また、DMでの即時対応により、エージェントとのエンゲージメントも向上し、問い合わせから登録までのスピード感も大幅に改善されました。
まとめ
「Click to Instagram Direct Ads」は、フォーム入力を不要にし、ユーザーとダイレクトに対話できる次世代型リード獲得手法です。
メッセージテンプレート機能を活用すれば、初回接点での情報収集もスムーズ。
不動産、SaaS、法人向けECなど海外市場で新規顧客開拓を目指す企業にとって、
非常に効果的な広告フォーマットといえるでしょう。
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