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デマンドジェンキャンペーンで検索を超えた成長を
- 2026.01.27
- 海外リスティング広告
Google広告は検索キャンペーンが中心になりがちです。しかし、検索だけでは新規顧客の獲得に限界が出ることもあります。
そこでおすすめしたいのが、デマンドジェン(Demand Gen)キャンペーン。検索に頼らず、YouTube、Discover、GmailなどのGoogleプラットフォームで、適切なオーディエンスに広告を届けることで、ブランド認知とコンバージョンを同時に拡大できます。
デマンドジェンとは?
簡単に言えば、Google版Meta広告(FacebookやInstagram広告)です。
- 検索広告: 情報を探しているユーザーの「能動的なアクション」に反応
- デマンドジェン広告: 情報を自ら探す前段階にある、ユーザーの「無意識な興味関心」に反応
キーワードに頼るのではなく、ユーザーの興味・関心やライフステージに合わせて広告を配信します。
広告は以下のGoogle保有のプラットフォームに表示されます:
- YouTube(インストリーム、インフィード、ショート)
- Google Discover
- Gmail
- Googleマップ(順次対応予定)
画像や動画、カルーセル広告を活用することで、視覚的なストーリーテリングが可能です。さらに、クリックやコンバージョン、売上などのアクションを最適化して入札できます。
なぜデマンドジェンは従来のディスプレイ広告より効果的か
1. 高品質な広告枠
デマンドジェンは主にGoogle保有のプラットフォームで広告を配信するため、ユーザーはログイン済みでコンテンツを積極的に消費しています。これにより、ディスプレイ広告よりも強い意図を持つユーザーにリーチできます。
2. スパムの少ないリード
オーディエンスの精度が高く、広告枠が制御されているため、質の高いトラフィックとコンバージョンを得やすくなる可能性があります。
3. コスト効率が高い
クリック単価はディスプレイより少し高くなるときがありますが、検索広告よりは大幅に低コストで配信可能です。一般的には1クリックあたり0.5~2ドル程度です。
事例:高級アパレル小物のデマンドジェン活用
アパレル小物のECブランドの事例をご紹介します。
課題
従来は検索広告を中心に検索広告を運用していました。
検索広告ではコンバージョンは出ていましたが、クリック単価が上昇し、スケールに限界がありました。
そこで、ユーザーが検索する前の段階で認知・関心を喚起する必要がありました。
デマンドジェン戦略
1. オーディエンス設定(キーワードベースのカスタムセグメント)
直接キーワードで入札する代わりに、検索ワードをもとにカスタムセグメントを作成。
さらに追加ターゲティング:
- ライフイベント
- インマーケット
- リマーケティング
2. 成果を出すクリエイティブ
クリエイティブがパフォーマンスの鍵でした。
製造・職人技の映像
- 手作業での制作シーン
- 日本製の「精密な職人技」や「信頼感」を強調
高級感のあるライフスタイルイメージ
- 高級感のある小物の写真
- 用途や利用シーンの演出
- 「特別感・上質感」を短いコピーで表現
👉 結果:
「製造過程 + 高級ライフスタイル」クリエイティブが最も成果を上げました。
職人技を見せることで信頼感を高め、高級感のあるビジュアルでブランド価値を伝えられました。
3. キャンペーン設定と入札
- キャンペーンタイプ:デマンドジェン
- 入札戦略:コンバージョン最大化(後にTarget CPAもテスト)
- コンバージョン設定:購入
- 配信先:YouTube、Discover、Gmail(初期は全て有効)
パフォーマンスのハイライト
- クリック単価は検索広告より40~60%低下
- 間接コンバージョン(後日検索や直接訪問での購入)も増加
- YouTubeとDiscoverが最もエンゲージメントが高い
- 高級感のあるライフスタイル画像が、商品写真を大きく上回る成果
検索広告を置き換えるのではなく、検索への誘導と認知拡大を同時に実現しました。
デマンドジェンがEC・高級ブランドに最適な理由
デマンドジェンは以下の場合に特に効果的です:
- 視覚的ストーリーテリングが強みの商材
- 感情的な訴求が購買に影響する商材
- 購入検討期間が長い商材(ラグジュアリー商品など)
ECの場合、Googleマーチャントセンター連携で商品を直接購入可能にしつつ、ライフスタイルクリエイティブを併用できます。
まとめ
デマンドジェンは、
- 検索の高い意図
- ソーシャル広告のストーリーテリング力
を融合させるキャンペーンです。
検索よりも低コストでスケーラブルな広告運用が可能です。
検索に依存せず成長したいなら、デマンドジェンは必須戦略です。
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