海外マーケティングブログ

越境ECで「成果が出る会社」だけがやっている初期設計と広告戦略のすべて

執筆者

佐藤 雄真 / Yuma Sato

プロフィール詳細

大学時代にフィリピン留学を経験し、異文化理解とコミュニケーション能力を磨く。卒業後は営業職や飲食業界での勤務を経て、ウェブマーケティングの世界に転身。現在は世界へボカンの広告運用チームに所属し、海外市場を対象としたGoogle、Meta、Pinterestなどの広告運用を担当している。大小さまざまな事業の広告運用を手掛け、事業者の視点に寄り添った戦略的なサポートを提供。異なる業界や市場ニーズに対応し、クライアントの成長を共に実現することに情熱を注いでいる。

「広告は出しているが、売上につながらない」
「CPAが合わず、予算だけが消えていく」
「代理店に任せているが、正直何をしているのか分からない」

越境ECに取り組む多くの事業者が、同じ悩みに直面しています。
そしてその原因のほとんどは、広告運用のテクニック不足ではありません。

本当の問題は、広告を回す前段階の戦略設計が曖昧なまま進んでいること、
そして正しく成果を計測できる技術基盤が整っていないことにあります。

この状態で広告文を変えたり、媒体を増やしたり、予算を調整しても、
それは穴の空いたバケツに水を注ぎ続けるのと同じです。

世界へボカンの「初期設定&広告配信戦略設計」とは

私たちが提供しているのは、単なる広告アカウント開設や初期設定代行ではありません。

・どの国の
・どのようなユーザーに
どの商品に注力し
・どの指標を達成すれば成功なのか

これらを明確に定義し、広告・計測・機械学習が正しく機能する状態まで落とし込むのが、世界へボカンの初期設定と広告配信戦略設計です。

1. 広告配信戦略設計

まず「勝てる形」を描くことから始める

1-1. ヒアリングと現状分析(USPの再定義)

越境ECでよくある失敗が、「日本製だから」「品質が良いから」といった売り手目線の訴求で広告を出してしまうことです。

私たちは、海外ユーザーが何と比較し、なぜその商品を選ぶのか、価格、配送、レビュー、競合状況を含めた「現地視点の価値」を整理します。

広告で伝えるべきメッセージを絞り、購入につながる理由を言語化するところから設計を始めます。

1-2. ターゲットと市場の精査

「英語圏向け」「北米向け」といった広すぎるターゲット設定は、広告費を浪費する最大の原因です。

過去の販売データ、インバウンド実績、検索ニーズ、競合状況をもとに、最初に勝ちに行く国や地域を1〜2市場に絞り込みます。

最初から世界を狙うのではなく、まずは再現性のある成功パターンを作ること。
これが越境ECを長期的に伸ばしていくことが多いです。

1-3. フルファネルでの広告設計

越境ECでは、広告を出したからといってすぐに購入されるとは限りません。

認知、興味、比較、購入というユーザー心理の流れに合わせて、最適な媒体と広告フォーマットを設計します。

・認知、興味喚起:YouTube広告、Meta広告
・比較、購入:Google検索広告、Googleショッピング広告

など、媒体の特性を役割で使い分けることで、広告費を無駄にしない導線を構築します。

1-4. 数字から逃げない売上シミュレーション

「やってみないと分からない」広告運用は行いません。

想定CPC、CVR、客単価、粗利をもとに、現実的な売上、ROAS、損益分岐点を事前に可視化します。

どこまでが許容範囲で、どこから改善や撤退判断をすべきか、運用前に共通認識を持つことで、迷いのない意思決定が可能になります。

2. 初期設定

戦略を「売上が取れる状態」に変える技術力

2-1. Shopify Marketing Expertによる計測環境構築

Shopify、Googleタグマネージャー、広告媒体を正しく連携し、購入だけでなく、カート追加や閲覧といった機械学習に必要なデータを正確に取得できる環境を構築します。

2-2. 機械学習を最大化するアカウント構造

ターゲットや商品を細かく分けすぎると、データが分散し、AIの学習が進みません。

媒体の推奨データ数に応じた設計が重要です。

誰に、何を売るのかという軸を明確にした上で、データが集まりやすく、勝ちパターンを横展開できるアカウント構造を最初から設計します。

2-3. 越境ECの成果を左右する商品フィード最適化

Googleショッピング広告やMetaのカタログ広告では、商品フィードの質が成果に直結します。

言語、通貨、配送設定、ポリシー不備による不承認、検索意図と合っていない商品タイトルなどを放置したままでは、広告は正しく表示されません。

海外ユーザーの検索キーワードやトレンドを踏まえ、売れる前提の商品フィード設計を行います。

2-4. 英語ネイティブによる広告コピー制作

翻訳ツールで作られた広告文は、意味は伝わっても、購買意欲を高める表現にはなりません。

社内の英語ネイティブと広告運用の専門家が連携し、検索意図と感情トリガーを踏まえた広告コピーを制作します。

3. 世界へボカンに依頼するメリット

ブラックボックスにしない透明な運用

広告アカウントはすべてクライアントと共有し、何にいくら使い、どのような成果が出ているのかを常に可視化します。

英語ネイティブと広告運用の専門チーム体制

システム上のデータ最適化を進めつつ、現地の文脈(コンテキスト)やユーザー特有のニーズに沿った訴求を運用に反映させることが可能です。

Shopifyと越境ECに特化した実績

500社以上の支援実績から得た知見をもとに、配送、関税、通貨、決済といった越境EC特有の課題にも対応します。

導入フローと費用感

ヒアリングから戦略設計、アカウント構築、タグ設置、配信開始まで、1ヶ月前後で完了します。

・初期設定費用
戦略設計、キーワード選定、アカウント構築、タグ設置、フィード連携を含みます。

・運用手数料
広告予算に応じた柔軟なプランニングが可能です。

最後に

世界へボカンは、単なる広告運用代行の枠を超え、貴社の海外事業部の一員のように寄り添う存在でありたいと考えています。

売上を積み上げるための戦略と仕組みを共に構築するパートナーとして、現在の運用に課題を感じている方や、より確実な一歩を踏み出したい方をサポートいたします。貴社が持つ可能性を形にするための最適なプランをご提案します。

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