海外マーケティングブログ
Webマーケティング担当者必見:英語リスティング広告お役立ちツール
- 2014.07.02
- 海外リスティング広告
世の中には無料・有料問わず様々なWebマーケティング関連のツールが存在します。日本国内だけで見ても相当数のツールが存在しますが、海外となるとその数は更に増えます。 今回、英語リスティング広告で成果を上げるために弊社で実際に活用しているお役立ちツールを2点ご紹介させて頂きます。
キーワードリサーチ:Übersuggest
リスティング広告といえばまず見込みユーザーが使用するであろうキーワードを見つけるところからスタートします。 最初は自分の頭で考える必要がありますが、ある程度軸となるキーワードが見つかったらあとはツールに頼って一気に関連語等のキーワードを掻き集め、できる限り効率的に作業を進めたい、そんなときにÜbersuggestは便利です。
上記のようにテキストフィールドにキーワードを入れ(上記では”keywords”が入ってます)、英語の場合、「English/USA」、「Web」にしたら「Suggest」ボタンを押します。
そうすると上記のようにキーワードが出てきます。(全部で279件見つかったようです) このキーワードは”keywords”という言葉の関連語の他に、 “keywords” + a keywords and seo keywords analyzer keywords analysis 等の a から始まる組み合わせキーワード “keywords” + b keywords broad match keywords blogger keywords blog 等の b から始まる組み合わせキーワード と続きzまでのキーワードが表示されます。
“keywords”というメインのキーワードを思いついても他の300近くの関連語、組み合わせキーワードを考えるのは大変ですね。 Übersuggestを使うと一気にこの時間を短縮することができます。
キーワードを表示させたら、先ほどの上部のコンテンツで「Select all keywords」を選択すると以下のように全てのキーワードが選択されます。
そして右カラムにある「Get」ボタンを押すと、
選択したキーワードが表示され、コピペして活用することができます。 日本後でも同じような「グーグルサジェスト キーワード一括DLツール」というツールがあり、こちらも入力したキーワードから派生したワードをダウンロードできます。 弊社の外国人スタッフが使用したところ、ダウンロードできるキーワードにそこまで大きな違いは無いそうです。ただ、英語のキーワードのみを素早くリサーチしたい場合にはÜbersuggestの方が効率的かもしれませんね。
競合調査:SecurityKISS
さて、次は競合調査に役立つツールです。 国によってGoogleの検索結果の内容が異なるため、海外にいるユーザーをターゲットにリスティング広告を配信する場合、日本にいる私たちは基本的に現地ユーザーが見ている画面と同じ画面を見ることができません。
Googleが提供している広告プレビューツールもありますが、完全に正確ではありません(目安として使う分には良いと思いますが)。
そこで、SecurityKISSを使います。 このツールはインストールしたPCのIPアドレスを海外のIPアドレスに変更することができるツールです。つまり、日本にいながら海外ユーザーと同じ環境で検索結果画面を見ることができます。
インストール後、ツールを開くと上記のような画面になります。 左下を見ると「192」から始まる日本のIPアドレスになっていることが分かります。 そして、右下の青いアイコンをクリックすると国を選択する画面になります。
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの欧米の主要国、エリアから国を選択します(フリープランでは上記4か国のみ)。 ここでは試しにアメリカのロスンジェルスを選択。
先ほどの画面を見ると左下のIPアドレスが「10」から始まる数値に変わっていることが確認できます。 これでPC自体のIPアドレスが変わったので、後は普段お使いのブラウザで検索すると、今回で言うと、アメリカのロサンジェルスの環境で検索結果画面を見ることができます。
参考までにGoogleのプレビューツールとSecurityKISSで「Whey protein」というプロテインのキーワードで検索した際の画面をご紹介します。 ※ちなみに弊社でこの商材のプロモーションは行っていません。あくまで例で取り上げてます。
●プレビューツールの検索結果画面 ●SecurityKISSの検索結果画面
ショッピングキャンペーンの位置や掲載数、リスティング広告を出稿している各競合の掲載位置や情報、サイトリンクの表示のされ方も微妙ですが違っていることが確認頂けます。
どちらもお金をかけずに使用することができるので、ぜひ1度トライしてみてください。ただ、あくまでツールは目的を達成するための手段の1つなので、使うことが目的にならないよう、何をするためにそのツールを使うのか、使うことによって次のアクションに繋げられるか、の観点を忘れずに取り扱ってみて頂ければと思います。
(著:久保 陽平)
海外リスティングなら世界へボカン!
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