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Meta広告×メールマーケティング:海外進出に向けたリスト獲得方法
- 2025.06.30
- 海外リスティング広告

海外市場に進出する際、最初のステップとして非常に重要なのが「テストマーケティング」ですが、新しい市場のニーズを把握し、効果的なアプローチを見つけるためには、見込み客リストの獲得が欠かせません。そのために役立つ、Meta広告を活用したリード獲得の方法を紹介します。
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- テストマーケティングで重要なメールマーケティング
- リスト獲得に有効なMetaのリード獲得広告
- ShopifyとMeta広告を連携して、自動でリスト化する方法
この記事は次のような人におすすめ!
- 海外進出を検討している企業で、新しい市場に適した顧客リストを効率的に獲得したい方
- 見込み客リストを獲得し、テストマーケティングの反応を把握したいマーケティング担当者
- Meta広告を活用したリード獲得に興味がある企業や個人
テストマーケティングで重要なメールマーケティング
海外進出を目指す企業にとって、現地市場での認知度向上と消費者との関係構築は不可欠です。そのためには、効果的なマーケティングツールを活用することが重要となります。特に、メールマーケティング(メルマガ)は、見込み客リストを獲得し、その後も繰り返し活用できるコスト効率の良い手法です。ここでは、メルマガを活用することによるメリットをいくつか挙げ、どのようにして海外市場での成功に繋げられるかを解説します。
メルマガのメリット
- 見込み客リストの獲得: 海外進出の第一歩として、メルマガを使った見込み客リストの獲得が重要。初回購入●●%OFFクーポンなどをフックにメルマガ登録を促すことが効果的。
- コスト効率の良さ: 一度獲得したリストを繰り返し活用でき、低コストでマーケティングを行える。
- パーソナライズの可能性: 顧客のニーズに合わせてパーソナライズされたコンテンツを送ることができ、消費者との関係構築に役立つ。
- ブランドの理念やストーリーなどの感情的なつながりの構築: メルマガを通じてブランドの背景や価値観を消費者に直接伝え、感情的なつながりを築くことができ、その結果、商品への関心が高まる。
- 商品の特徴や使い方の説明: メルマガは商品の特徴や使用方法を分かりやすく伝える効果的な方法であり、海外市場での購買意欲を高めることができる。
リスト獲得に有効なMetaのリード獲得広告
海外進出を考える企業にとって、最初の課題となるのは「見込み客リストの獲得」です。この点で、Meta広告のリード獲得広告は非常に有効です。Meta広告を使えば、ターゲット市場に対して精度高く広告を配信し、効率的にリストを集めることができ、メルマガを通じた後のナーチャリングが効果的に行えます。
インスタントフォームを使ったリード獲得広告とは
インスタントフォームとは、FacebookやInstagramの外部に誘導することなく、ビジネスやサービスに関心のありそうな利用者の情報を取得できるものです。
Meta広告マネージャーで「リード」を広告の目的に選択し、新しいキャンペーンを作成すると、コンバージョンの場所としてインスタントフォームを選ぶことができます。このフォームを使用することで、利用者にフォームへの入力を促し、リードの獲得や絞り込みを行うことができます。フォームには、名前、メールアドレス、電話番号などの連絡先情報が自動入力される場合があり、これによりユーザーは簡単かつ迅速にフォームを送信できます。この機能を活用することで、より効率的に見込み客リストを集め、その後のメルマガやナーチャリング活動を強化することができます。
参照:Meta ビジネスヘルプセンター 「インスタントフォームを使ったリード獲得広告について」
ShopifyとMeta広告を連携して、自動でリスト化する方法
CRM(顧客関係管理)システムをMeta Business Suiteに連携させると、Meta広告で獲得したリードを自動で管理し、フォローアップが可能になります。自動連携できるCRMツールはこちらです。
Shopifyは自動連携可能ですが、Zapierなどのツールが必要です。
CRMシステムと統合するメリット
- Metaからリードを手動でダウンロードしてスプレッドシートに保存したり、他のツールにリードをアップロードする必要がなくなります。CRMソフトウェアを使用して、自動的かつリアルタイムにすべての新しいリードにアクセスして管理できるようになります。
- 新しいリードに迅速に対応できます。一般に、新しいリードのフォローアップまでの時間が長くなると、リードのコンバージョン率や利用者が顧客に変わる可能性が低くなります。
- CRM経由で確認メールを送信することで、利用者が自分のビジネスやサービスに興味を持っていることを簡単に確認できます。この再確認によって、リード獲得広告でアクションを実行した利用者 がビジネスからの情報を必要としているかどうかを判断し、将来的なコンバージョンを改善できます。
CRMシステムをMeta Business Suiteにリンクする方法
- Facebookページを開きます。
- [その他のツール]に移動し、[Meta Business Suite]をクリックします。
- [すべてのツール]をクリックします。
- [広告]に移動して[インスタントフォーム]をクリックします。
- [CRM設定]タブを選択します。
- 使用するCRMシステムの名前を検索バーに入力し、表示されたらそのシステムを選択します。
- [ウェブサイトからリンク]をクリックし、CRMシステムのウェブサイトで手順に従って連携を完了します。手順が完了してCRMシステムにリンクされると
- CRMシステムから直接新規リードを獲得できるようになります。
- 選択したCRMシステムに[Zapier経由]と表示されている場合は、[リンクする]をクリックし、こちらの手順に従って連携を完了します。
- 連携が完了したら、CRMプロバイダーのウェブサイトにアクセスしてリードを確認・管理します。必要であれば、Facebookからリードのデータをダウンロードすることも可能です。
参照:Meta ビジネスヘルプセンター 「CRMシステムをMeta Business Suiteにリンクする」
まとめ
Meta広告を使ったリード獲得は、海外進出を目指す企業にとって非常に有効です。精度高くターゲティングした広告で見込み客を集め、その後のフォローアップやナーチャリングに活かすことができます。広告配信後に得られたリードデータを活用することで、テストマーケティングを通じて市場の反応を確認し、進出戦略を最適化できます。Meta広告のリード獲得機能を活用することで、効率的に見込み客リストを築き、効果的なマーケティング活動を行うことができます。
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