海外マーケティングブログ
なぜ海外マーケターは、クライアントのもとへ足を運ぶのか?|梅田さんの福岡出張に密着
- 2026.09.18
- 1日密着
こんにちは!世界へボカンのかわさきです。
世界へボカンでは、海外マーケティングに携わるメンバーが、普段どんな仕事をしているのか、どんなことを考えながらお客様と向き合っているのかをお届けする「メンバー密着」を行っています。
今回は、海外マーケティング支援に携わる梅田さんの福岡出張に密着しました!

今回向かったのは、福岡県大川市。目的は、クライアントの商品を実際に見て、触れて、つくり手の方から直接お話を伺うことです。
海外マーケティングの仕事というと、パソコンの前でデータを分析したり、広告を運用したり、Webサイトを改善したりする姿を想像する方も多いかもしれません。
私たちが海外に商品の魅力を届けるためには、まず自分たち自身が、その商品や企業のことを深く理解することが欠かせません。
Webサイトを見ているだけでは分からないこと。商品を実際に触って初めて感じること。つくり手の方と話して初めて知る、ものづくりの背景。そうした一次情報を知るために、ボカンのメンバーはお客様のもとへ足を運ぶことがあります。
そして今回密着した梅田さんは、もともとマーケティング未経験。アルバイトからボカンでのキャリアをスタートしました。
そこからどのように経験を積み、今ではクライアントの成果目標の達成にもつながる仕事ができるようになったのか。今回の福岡出張には、その理由が垣間見える場面がたくさんありました。
「なぜ海外マーケターが現場へ行くのか?」とあわせて、梅田さんがどのように仕事と向き合っているのかをお届けします!
【密着動画】何故、海外マーケターはクライアントの元へ足を運び続けるのか?|世界へボカン 梅田さん
ぜひ動画もご覧ください!
【地方出張密着】何故、海外マーケターはクライアントの元へ足を運び続けるのか?|世界へボカン 梅田さん
カナダから帰国。「日本の商品を海外に届ける仕事がしたい」
梅田さんは最初からマーケティングの仕事をしていたわけではありません。
ボカンに入る前に暮らしていたのは、カナダ。現地ではホテルで働きながら、カナダでの生活を楽しんでいたそうです。
ただ、その中で少しずつ、自分のこれからのキャリアについて考えるようになりました。
「このまま生活していて、自分のキャリアとして積み上がっていくものがない」

そこで改めて向き合ったのが、以前から持っていた「日本の商品を海外に届けたい」という思いでした。
海外販売について勉強しようと手に取ったのが、たまたま世界へボカン代表・徳田が書いた本。それをきっかけに世界へボカンを知り、「日本の魅力を世界に届ける仕事をしたい」と応募してくれました。
そして梅田さんのボカンでのキャリアは、アルバイトからスタートします。

福岡・大川へ。Webサイトだけでは分からなかったこと
訪問先では、実際に商品を見せていただきながら、桐箪笥の特徴やものづくりの技術について、一つひとつお話を伺いました。
まず梅田さんが実際に商品に触れて感じたのが、写真だけでは分からない手触りや高級感でした。
さらに話を聞いていくと、見た目だけでは気づけない工夫が、細かなところまで詰まっていることが分かってきました。

たとえば、引き出し。その動きも、ほんのわずかな隙間を調整することで変えられるそうです。
表面だけを見ていても分からない、細かな部分まで考えてつくられていることを、担当者の方のお話から知ることができました。
また、使い続けることで少しずつ色合いが変化していくことも、実物を前にして聞くからこそ感じられる魅力の一つでした。

そして、梅田さんが特に驚いていたのが、日本文化を随所に取り入れた飾り棚です。
扉を開けると、金閣寺を思わせるような内装。組子や竹、畳といった日本らしい意匠。さらに、一見しただけでは分からない隠し引き出しまで。
一つの商品を前に話を聞いているだけでも、「そんな意味があったんだ」「ここにも工夫があったんだ」と、次々に新しい発見が出てきました。
「現物を見に来ないと、僕らも価値をちゃんと届けられないですよね。」
梅田さんが現場で話していたこの言葉が、今回の出張をすごく表しているなと思います。
私たちが知らない価値は、海外のお客様にも伝えられない
海外向けのWebマーケティングというと、英語のサイトをつくったり、広告を出したり、SEO対策をしたり。そういった「施策」に目が向きやすいかもしれません。それらも大切です。
私たちは、その前に大切にしているのが、「そもそも、この商品の何を海外のお客様に伝えるべきなのか?」を理解することです。
今回の桐箪笥も、サイト上で商品を見ているだけでは分からなかったことがたくさんありました。
なぜこのつくりにしているのか。どんな技術が使われているのか。長く使うことで、どのように変化していくのか。そして、その商品にどんな思いを込めているのか。日本では「桐箪笥」という言葉だけでなんとなく伝わることでも、文化や前提知識の異なる海外のお客様には、その価値を一つひとつ言葉や写真にして伝える必要があります。
だからこそ、まずは私たち自身が知るために、商品に触れ、つくり手の話を聞き、その背景まで理解する。そこで得た一次情報を、海外のお客様に伝わるコンテンツやWebサイト、マーケティング施策へと落とし込んでいきます。

翌日、梅田さんも今回の訪問を振り返って、こう話していました。
「サイト上では伝わらない職人さんのこだわりや、商品にかけた思いを伺って、そういった裏側も海外の方に伝えなきゃなと思いました。」
クライアントのもとへ足を運ぶことも、海外マーケティングの仕事の一つです。今回の出張は、梅田さんにとって改めてそれを実感する機会になったようです。
未経験から、なぜ成果を出す海外マーケターに?
梅田さんは、マーケティング経験者として入社したわけではありません。
最初はアルバイトとしてボカンに入り、実務を通して経験を積み、その後社員になりました。
未経験で入社して、最初から一人でクライアントを担当するわけではありませんが、ボカンには、これまでの海外マーケティング支援で積み重ねてきたナレッジがあります。経験のあるメンバーと一緒に案件に入り、これまでの事例やナレッジを学びながら、実際のお客様の支援を通して経験を積んでいきます。
分からないことがあれば周りに相談し、フィードバックをもらいながら、自分で考える。そうやって少しずつ任せてもらえる範囲を広げていきます。
今回、一緒に福岡を訪れた長谷川さんにも、梅田さんについて聞いてみました。
「一言でいうと、ダイヤの原石だと思っています。」
動画を撮影した当時、梅田さんは入社して10ヶ月ほど。まだ荒削りな部分はありながらも、製品について知ろうとする姿勢や、海外のお客様を理解しようとする姿勢、一つひとつの仕事に真摯に取り組むところを長谷川さんは話していました。

梅田さん本人は、
「まだ道は長そうですけど、一歩ずつ頑張っています。」
とのこと。なんだか梅ちゃんらしい言葉だなと思います。
会社にナレッジや学べる環境があることはもちろん大切です。でも、それだけで成果につながるわけではありません。
梅田さんを近くで見ていて感じるのは、「もっとクライアントのことを知りたい。そして成果につなげたい」という姿勢です。
商品だけを見るのではなく、その会社がどんな思いでものづくりをしているのか、どんな事業をしているのかまで知ろうとする。海外ではどんな市場があるのか、どんなお客様がいるのかも調べる。そして、知って終わりではなく、「この価値を海外のお客様にどう届ければ成果につながるのか」まで考える。
会社に蓄積されたナレッジや、先輩と一緒に実務を経験できる環境。そして、それを吸収し、お客様の成果につなげようとする本人の姿勢。その両方が重なることで、少しずつ海外マーケターとしてできることが増えていったのだと思います。
密着から半年後。お客様から聞いた、梅田さんのこと
ここからは、普段一緒に働いている私から見た梅田さんのことも、少し書きたいと思います。
この記事を書いているのは、密着動画を撮影してから半年ほど経った頃です。
当時は「ダイヤの原石」と言われていた梅田さんですが、その後は別のクライアントの支援で、実際に設定していた成果目標を達成するなど、少しずつ結果にもつながっています。
先日、梅田さんが担当している企業の方とお食事をご一緒する機会があり、そのときに梅田さんについて、こんなお話を聞きました。
「ぐいぐい前に進めてくれるところが、とても助かっています。」
もう一つ、特に印象に残っているのが、
「自分たちのこだわりを知ろうとしてくれて、それを海外にどう届けるかまで真剣に考えてくれる。」
という言葉でした。
動画を撮影したときに見えていた、商品を実際に触り、つくり手の話を聞き、「もっと知ろう」としていた姿勢。半年経った今もその姿勢は変わらず、それが少しずつお客様からの信頼や成果にもつながっているんだなと、お話を聞いて改めて感じました。
「未経験でも活躍できます」と言葉で書くことは簡単です。
でも、最初から一人でできていたわけではありません。先輩と一緒に案件に入り、学び、考え、実践する。その積み重ねの中で少しずつできることが増え、今ではお客様から頼っていただき、成果にもつながるようになっています。
梅田さんが歩んできたこの過程そのものが、ボカンでの成長の仕方を表しているのかもしれません。
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