お客様成功事例
旭化成セオラスが海外プロモーションで成果を出した理由とは? 世界へボカンと取り組んだ発信改善でリード3割増を実現した事例【旭化成株式会社】
- 2025.12.26
- 製造業・メーカー

| 業界 | 製造業・メーカー |
|---|---|
| 対応国・ エリア |
米国・インド |
| 導入 サービス |
プロジェクトの概要
- 導入前の悩み
- 海外市場で製品名の認知はあるものの、技術的な特性や価値が十分に伝わっておらず、英語での表現や訴求設計に課題を感じていました。
- ご提案の内容
- 調査・戦略立案を起点に、英語ネイティブによる技術表現の最適化と、海外向けプロモーションを実施しました。
- 導入後の結果
- 海外からのオンラインリード獲得が前年比約3割増、問い合わせ数が約2倍に増加しました。
お客様の声
技術の魅力を正しく伝え、海外リード3割増を実現した旭化成セオラスの発信改善事例
旭化成セオラス事業について
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長 熊谷氏
旭化成グループは、ヘルスケア、住宅、マテリアルの三事業領域で、事業を展開しております。
旭化成のセオラスは1970年に宮崎県延岡で製造を開始し、結晶セルロースを中心とした、添加剤事業を展開しております。
医薬品、食品工業など、幅広い用途に活用されており、独自の粒子設計技術による高機能グレードは製剤設計や製造工程の効率化に貢献しております。
海外施策取り組みの背景:当初の課題
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長 熊谷氏
増加する結晶セルロースの需要に応えるべく、2023年よりセオラスの第二工場での生産を開始し、ますますグローバルな製品認知とリード獲得を目的としたマーケティング活動が重要となっています。
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長代理 木野氏
取り組み前の課題としては、海外市場における製品の認知不足と潜在顧客層へのアプローチが十分でなかった点が挙げられます。
特に製品名は知られていても、特徴や用途が理解されていないという課題がありました。
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長代理 木野氏
「日本の魅力を世界へ届ける」というミッションのもと、越境マーケティングに強みを持つ世界へボカン様との情報発信を通じてリードを獲得し、新規案件を創出することを目標にしました。
そのためにデジタルプロモーション施策に着手しました。
プロジェクトの目的と目標
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マテリアル領域 マーケティング総部 デジタルマーケティング推進室 中川氏
プロジェクトの目的は海外市場における製品認知度の向上と、新規案件につながるリードの獲得です。
特に技術コンテンツの発信を通じたリードジェネレーション施策を強化しました。
目標としては、デジタルプロモーション施策によるリード獲得の強化。
そしてマーケティングROIの最大化を掲げました。ユーザーに対しては、セオラスの技術力と信頼性を軸に、お客様の課題解決に貢献するという思いを届けたいと考えています。
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マテリアル領域 マーケティング総部 デジタルマーケティング推進室 中川氏
今回の取り組みでは世界へボカン様と共に、クリエイティブの制作から運用代行まで一貫して実施しました。
またクリエイティブの制作においては、製品の技術的な特性を正確に伝えるための表現設計を行い、英語表現についてもネイティブチェックを通じて海外のターゲットに違和感なく届く内容に仕上げました。
施策実施後も定期的なレポートと分析をもとにPDCAを回し、ブラッシュアップを行うことで成果の最大化を図ることができました。
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マテリアル領域 マーケティング総部 デジタルマーケティング推進室 中川氏
良かった点としては、世界へボカン様が製品業界の専門性や市場構造を深く見ようとする姿勢が印象的でした。
セオラスの技術的な特性や、製薬業界における製剤設計の課題など、専門的な内容にも真摯に向き合っていただき、プロモーション施策の表現にもその理解が反映されていたと感じています。
結果として単なるプロモーション施策の運用の枠を超えた、戦略的なパートナーとしての関係性を築くことができました。
ボカンとの取り組み後の成果
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長代理 木野氏
取り組み後は前年比でオンライン経由でのリード獲得件数が3割増加、問い合わせ件数も倍増させることができました。
またプロモーション施策と連動して、昨年から開始したSNSページのフォロワー数も1000人に達しました。
取り組み内容と成果が伸びた要因
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世界へボカン SEOコンテンツ ディレクター Melinda
セオラスのコンテンツプロジェクトでは、専門的な内容の正確さと、自然で魅力的な表現を両立させることに焦点を当てました。
クライアントが製薬業界ということもあり、英語のコンテンツは厳密な正確さが求められました。それぞれの発信が新しく、独創的でありながらも、ユーザーのエンゲージメントを促すよう意図的に工夫しました。
このプロジェクトを通して、クライアントが研究開発にどれほどの熱意を注いでいるか、
そして品質管理にいかに厳格に、そしてその研究成果を業界の専門家と熱心に共有しようとされているかを深く感じ、感銘を受けました。今後も、グローバルな B2B 製薬業界において、彼らが世界中の人々とスムーズなコミュニケーションを成功させられるよう、引き続きパートナーとしてサポートしていきたいと考えています。
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世界へボカン 運用型広告チームマネージャー 下川
製薬会社の開発者向けというとてもニッチな商材に対してしっかりとターゲティングできるように、プロモーション施策の流入を丁寧に見直しています。
さらに担当者様には、製品の魅力をより深く理解するために勉強会をしていただきました。
そのおかげで製品の強みをプロモーション施策のクリエイティブへ反映させながら改善し続けるためにPDCAを回しています。成果が伸びている要因のひとつは、旭化成の担当者様との良いコミュニケーションのおかげです。
担当者様が私たちの担当するプロモーション施策と営業の方の橋渡しをしてくださっており、成果につながる質の良いリード獲得のために定期的にフィードバックをいただいています。各国の営業の方が、海外のユーザーさんの課題を吸い上げて共有してくださるため、プロモーション施策の訴求にも活かすことができています。
今後の展望
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ヘルスケアマテリアル事業部 セオラス第二営業部 課長 熊谷氏
今回のデジタルプロモーション施策を通じて、海外市場における製品認知度の向上と、ターゲット層へのアプローチの可能性を実感することができました。
今後は今回得られた知見をもとに、より精度の高いターゲティングとコンテンツ設計を進めていきたいと考えています。
今後も継続的にPDCAを回しながら、プロモーション施策運用の最適化を図っていきたいと考えています。
製品業界への理解をさらに深めていただきながら、戦略的なパートナーとして共に海外市場の開拓に挑戦していければと思っています。
ボカン代表の世界へ届けたい想い
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世界へボカン 代表取締役 徳田祐希
旭化成様とは複数のプロジェクトや勉強会を通じてお仕事をさせていただき、セオラスのプロジェクトにもお声がけをいただきました。
本プロジェクトのように製品の価格ではなく価値をお伝えし、海外のお客様を獲得するプロジェクトは我々が得意としているので、お声がけをいただいたときにとてもワクワクしました。
内需が減少していき日本企業が成長していくためには海外展開が不可欠です。
BtoBのビジネスはリードタイムが長く、成果が出るまで根気強く取り組まなければなりません。
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世界へボカン 代表取締役 徳田祐希
旭化成様と二人三脚で取り組ませていただき、成果につなげられたことはとても光栄に思っております。
旭化成様のような日本では誰もが知っている企業でも、海外向けのデジタルマーケティングに真摯に取り組んでいます。
この事実を通して多くの日本企業の方にも海外に挑戦することの大切さを知っていただけたらと思います。
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