お客様成功事例
海外SNSとサイネージ施策でインバウンドの購買率が向上! | 4,000商品から「選ばれる理由」をつくった日本百貨店の事例【株式会社日本百貨店】
- 2025.12.11
- 食品

| 業界 | 食品 |
|---|---|
| 対応国・ エリア |
英語圏 |
| 導入 サービス |
プロジェクトの概要
- 導入前の悩み
- インバウンド客が多いのに、商品特徴が伝わらず購買につながっていなかった。
- ご提案の内容
- 来店前後をSNSとサイネージでつなぐ、インバウンド向け情報設計と発信を提案。
- 導入後の結果
- SNS経由の認知・来店・サイネージからの購入が増え、購買率と購入単価が向上。
お客様の声
海外SNS×店舗施策で購買率UP!日本百貨店が実感したインバウンド支援の成果。
海外SNSとサイネージ施策でインバウンドの購買率が向上! 4,000商品から「選ばれる理由」をつくった日本百貨店の事例
日本百貨店について
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日本百貨店 代表 浮ケ谷祥氏
日本百貨店は、日本の地域の食品と雑貨屋工芸品を集めるセレクトショップです。
47都道府県のご当地の食品を集めたテーマパークです。
海外施策スタートのきっかけとは?
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日本百貨店 代表 浮ケ谷祥氏
まず初めに越境ECを考えていました。
ボカンさんにご相談させていただいたんですけど、越境ECを始めるにしても、どこの国に何をを売っていけばいいかっていうのがちょっとわからなくて。徳田さんから、それだったらまず日本百貨店はお店があるので、そこに来ているお客様に対してアプローチすることを考えたらどうですか?というご提案をいただきました。
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日本百貨店 代表 浮ケ谷祥氏
非常にそのご提案がいいなと思って、まずうちの店舗に来るお客様に対して何ができるかってことを考え始めたんですけども、そもそも英語での情報発信をあんまりしていなかったので。
そもそも何を買っていいかわからないと状況だとしたら、まずそのインバウンドのお客様が日本に僕たちのお店にいらっしゃったときにどういう情報提供をするかっていうことから考え始めました。
ご相談内容と初期施策
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世界へボカン 代表取締役 徳田祐希
当初浮ヶ谷さんより「越境ECをやりたい」と伺いました。
実際に店舗に訪れて、どういった商品を取り扱ってるかっていうのを確認しにいきました。
すると海外のお客様が店舗に訪れているものの、商品の特徴や選び方がわからずに帰ってしまっているのをお見かけしました。海外のお客様に日本の商品の魅力を届ける前に、まず店舗に訪れているインバウンドのお客さまに商品の魅力や特徴をお伝えすることが優先度が高いと考えました。
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世界へボカン グロースハック コンサルタント 鈴木那奈美
私はプロジェクトの立ち上げに携わらせていただきました。
商品を発信する上で優先順位が必要だと思いましたので、実際に店舗に足を運んでお客様とお話をして、実際のお客様がどのような商品を欲っされているのかというところを明確にするためにインタビューなどをしたりして、そこから商品の優先順位だったりだとか、SNSを始めるにあたってのコンセプトの設計などをしました。
ボカンと一緒に進めることにしたきっかけ
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日本百貨店 代表 浮ケ谷祥氏
徳田さんの本を読んでお問い合わせさせていただきました。業務委託を受けてるっていう関係性ではなくて、非常にフットワーク軽く、こまめにお店にも来てくれて。
土日に一緒にお店を見てくれてたりとか、日本百貨店の海外SNS事業部として動いていただいてる感覚があったので、一緒にやっていけると思ってお願いしているところです。
取り組み施策と効果
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日本百貨店 しょくひんかん 水上店長
インバウンドのお客さまが多くご来店されてるんですけれども、4000アイテムというたくさんアイテムがある中で、何を買ったらいいかってわからないお客様がたくさんいらっしゃいました。
インバウンドのお客さまがデジタルサイネージを見て購入に至ったり、SNSを見てご来店されたお声を聞いてますので、とても効果が出てると思ってます。
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世界へボカン グロースハック コンサルタント 川﨑玲奈
私の方では大きく2つのことを実感しています。
1つ目は、店舗内とSNSをうまく連動させられたことです。
来店前にはInstagramなどのSNSを通じてこのお店行ってみたい!と思ってもらえるような工夫と、来店後にはサイネージやPOPを通してこれが欲しい!と思ってもらえるように工夫をしました。
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世界へボカン グロースハック コンサルタント 川﨑玲奈
2つ目は、お客さまの声を施策に活かしたことです。
店頭で行ったインタビュー企画の中で、ポーランドのお客様がChatGPT(AI検索)で秋葉原のお店を見つけて来店されたとおっしゃっていて、意外な流入経路を知ることができました。
こういった声は、ショート動画や店内の改善、サイト、コンテンツなどの施策に活かしています。
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日本百貨店 しょくひんかん 水上店長
こう配信するにあたって、インバウンドのお客さまにどういった感じの配信がいいのかっていうのを色々考えたときに、インタビューっていう形を配信をとったときに、お客さまの声が意外と違う形のChatGPTを見たとか、色々なお声があって選んだ理由とかも参考になりまして。
それをどういった形で配信するのが一番伝わるのかな?っていうところが大変だったなと思ってます。
乗り越えた課題
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世界へボカン グロースハック コンサルタント 川﨑玲奈
SNSで発信してもすぐに来店につながらないという課題がありました。
そこで、行ってみたいと思ってもらえるような体験や企画を工夫しました。
例えば、木桶の前での写真撮影や、特徴のある商品を使った飲みにくいヨーグルトチャレンジなど、外国人のメンバーと一緒に楽しむ様子を発信することで、こんな商品あるんだと興味を引き、より記憶に残る工夫をしています。
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世界へボカン SEOコンサルタント Alex Rebull
"めしとも"という表記は直訳するとあんまり意味が伝わらないので、もっと外国の方が理解できる翻訳が必要と思っていまして、それだけではちょっと物足りないのでSNSで日本に行きたいという気持ち、ワクワク感を重視していました。
それに加えて、内容や発言も、そのお客さんの行動やインタビューを聞きながら、それも工夫していました。
結果として、買いたい店に行きたいという気持ちを提供するということを感じました。
今後の展望
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日本百貨店 代表 浮ケ谷祥氏
日本全国の本当にいいものがあるので、それを集めて海外のお客様に買っていただいています。
これからも日本のいいものを世界で発信していきたいと思っているので、地域のメーカーさんだったり、自治体さん、海外にいいものを発信したいという方がいれば、ぜひ日本百貨店にお問い合わせいただいて、一緒に世界に発信していきたいなと思ってます。
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世界へボカン 代表取締役 徳田祐希
私たちは海外マーケティングの会社ですが、必ずしも越境ECがソリューションになるとは限りません。
日本百貨店さんのように実店舗に海外のお客様が訪れているものの、なかなか商品の魅力がお伝えできていない企業様に対しては、デジタルサイネージを活用し、商品の魅力を届ける施策もさせて頂いています。
これからもお客様の課題や経営資源に寄り添った形で、日本の魅力を世界へ届けていきたいと思います。
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