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英語サイトをリニューアルしたのに成果が伸びない5つの理由

【英語サイトで収益を伸ばしたい方向け:10分】
こんにちは!英語WEBコンサルタントの徳田です。
ここ最近、英語サイトをリニューアルしたけど、思ったより成果が出ない、伸びない。というご相談をよく頂きます。そこで、今回は英語サイトで成果が出ない5つの理由を共有させて頂きます。読み進める中で、自社サイトに当てはまる部分がありましたら、今日から改善アクションに取り組んで成果を出せるサイトにしていきましょう。

1.目標・目的・サイトの役割が不明確

よくあるケースとして、『上司や社長がこんな古臭いサイトはダメだ!すぐにリニューアルをしろ!』と鶴の一声でリニューアルをしたものの、コンテンツはほとんど以前の状態を変わらず、デザインだけ変わっているものを見受けます。まあ、それはそれで良い場合も有りますが… サイトを運用する上で最低でも下記の4つは明確にしてリニューアルを実施してください。

⑴ターゲット:誰の為のサイトなのか?
新規ユーザー、既存ユーザーなのか、その業界の初心者なのか、経験者なのかは最低限整理すると必要なコンテンツが見えてきます。
metrix

⑵目的:何をしてもらいたいのか?(お問い合わせ、会員登録、商品購入)
理想とするユーザー遷移のイメージを整理

user-flow

参考:そのキーワードで集客してどのようにクロージングまで持っていくかストーリーは描けていますか?

⑶役割:ビジネスプロセスにおいてWEBがどのような役割を果たすのか
最終的に営業マンが問い合わせ対応するとして、WEBサイトではどのような情報を提供し、ユーザーに理解して貰うのかを整理する。

role
⑷目標値:アクセス、問い合わせ数、成約数等、平均PV、直帰率、平均滞在時間等がそれぞれどのくらいなのか? を現状を整理したうえで必ず書き出し、認識をプロジェクトに関わる人全体で共通認識を持つ必要があります。

2.集客プロセスが全く考えられていない

『英語サイトをリニューアルさえすれば、SEO効果が上がり、問い合わせが増えるだろう』と思われている方も少なくありません。そんな風にリニューアルに大幅な集客効果の改善を期待してしまうのは危険です。基本的に、WEBサイトのリニューアルで改善されるポイントは、集客→接客→接客→リピートのプロセスの接客の部分です。月1000人訪れるサイトで5人しか問い合わせのしないサイト(CVR0.5%)がリニューアルで、1000人中30人~50人問い合わせしてくれる(CVR3~5%)ようにはできますが、短期間で1000人訪れるサイトを10000人に伸ばす事は、サイトリニューアルだけでは、不十分です。

海外WEBプロモーションのフロー

3.サイトの英語が酷い…

日本企業が用意している英語サイトの多くが、せっかく良いデザインのサイトを構築したのに、テキストはGoogle翻訳を使ったり、安い翻訳会社に依頼をしていたり、ネイティブチェックも通さないで原稿を用意しております。たまに、迷惑メールで変な日本語のメールが来ることがありますが、それと同じレベルで、どんなに良い事を伝えようとしても読もうとすら思ってもらえませんね。本気で英語サイトでビジネスを行いたいなら、英語ネイティブのライターによるチェックは欠かせません。外国人メンバー

4.Google analyticsでデータ取得がきちんとできていない

あなたはどの段階?最低限行っておくべきGAの設定チェックリスト
☑ そもそもGoogle analytics(以下=GA)を設定している
☑ GAを設定して週次または月次で数値をチェックしている
☑ 国内向けサイトと英語サイトでフィルタリング設定を行っている
 (正しく英語サイトの情報を取得している)
☑ 目標(ゴール)設定をしている
☑ Google AdWordsとの連携をしている
☑ Google Webmaster toolとの連携をしている

5.集客プロセスを誤っている

最後に英語サイト集客プロセスが誤っているケースです!サイトのリニューアル後に必ずやらなければならないのは、リスティング広告を配信して見込み客が実際に訪れた際にどの程度、CV(お問い合わせ・成約)に結び付くのかをリニューアル前と比較する事です。4.のGAの設定がきちんとできていないとAdWordsデータとの連携が出来ないので、リスティング広告経由のキーワード毎のパフォーマンス(訪問数、平均PV、直帰率、平均滞在時間、新規訪問率等)を追う事が出来ませんのでご注意ください。

process

サイト改善後のリスティング広告を行う事で下記のような項目を確認致します。

サイトのパフォーマンス編
☑ リニューアルで目標とするCVR(お問い合わせ率・成約率)を達成しているか?
☑ 意図した導線を辿ってユーザーが遷移してくれているか?
☑ 何処がボトルネックになってユーザーが離脱しているのか?
☑ 今後、どのようなキーワードの受け皿が必要なのか?

キーワードのパフォーマンス編
☑ 売れる(成果に繋がる)キーワードは何なのか?
☑ 売れてはいないものの、見込み度の高いユーザーを呼び寄せるキーワードは何か?
☑ 今後、SEO対策していくべきキーワードとその優先順位

★ポイント
貴社サイトは、上記の5項目の何処に当てはまっていたでしょうか?5つの項目と各項目で共有されたチェック事項を確認し、貴社で出来ている事と、出来ていない事を整理し、海外から引き合いを獲得する為に何が必要なアクションは何なのかを明確にしていきましょう!

GAで現状値と目標値の差を見るだけでも打ち手は見えてきます。もし、何から手を打てば良いかわからないという方は、英語サイト診断をご利用ください。

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投稿者: 徳田 祐希 / Tokuda Yuki
世界へボカン株式会社 代表取締役
イギリス留学を経て、海外WEBマーケティングを行う企業に入社。
外国人マーケターと共に海外WEBマーケティングチームを牽引する。
特に英語サイトのSEOに精通し、東京だけでなく、新潟、京都、大阪、名古屋、福岡等、日本全国を飛び回り、クライアントと膝を突き合わせ、WEBコンサルティングを行うスタイルを得意とする。
海外WEBコンサルティングで、アフリカ向け中古車輸出企業の売上を30億円から500億円に導く等、中古車輸出、製造業、不動産関連のプロジェクトで数多くの実績を残す。
2014年8月に世界へボカン株式会社を設立。
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