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エージェンティックコマース導入の壁「データ連携」をどう乗り越える?解決策『CoreLink』を徹底解説! | ハックルベリー 安藤氏
- 2026.05.18

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エージェンティックコマース導入の壁「データ連携」をどう乗り越える?解決策『CoreLink』を徹底解説! | ハックルベリー 安藤氏
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この記事では、AIコマース、エージェンティックコマースをテーマにお話します。
【株式会社ハックルベリー代表 安藤 祐輔氏】
株式会社ハックルベリーのサイトはこちら【世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田 祐希】
「日本の魅力を世界へ届ける」というミッションのもと、日本企業の海外進出支援に特化したデジタルマーケティングを18年以上にわたり手がける。越境ECのプロジェクトでは年商を34億円から1000億円まで成長させるなど、数多くの企業のグローバル展開を成果に導いてきた。書籍を2冊出版。『はじめての越境EC・海外Webマーケティング』、2025年4月に新しい書籍『越境EC&海外Webマーケティング“打ち手”大全 インバウンドを契機に世界を狙う 最強の戦略 91』を出版。また、1万二千人超えのYouTubeチャンネルで海外Webマーケティングに関する情報を発信する。
株式会社ハックルベリー代表 安藤 祐輔氏の紹介
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世界へボカン株式会社 徳田祐希(以下:徳田)
こんにちは、世界へボカンの徳田です!
本日はAIコマース、エージェンティックコマースについてハックルベリーの安藤さんにお話を伺いたいと思います。
よろしくお願いします!
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株式会社ハックルベリー代表 安藤 祐輔氏(以下:安藤氏)
よろしくお願いします!
ハックルベリーの安藤です。はじめまして、初めて出演させていただきます。
ハックルベリーの安藤と申しまして、一応20年ぐらいEC業界にいるんですけども、ハックルベリーという会社自体はShopifyを主体に開発をやっている会社です。データ連携をしたり、Shopifyアプリを作ったりしているんですけども、僕自身はもともと20年ぐらい前ケンコーコムという会社にいて。
そこでは日用品とかコスメのECをやっていたんですけど、その後ボカンさんほどじゃないですけど中国のEコマースの会社をやって、その後フリップデスクという接客ツールをやって、この会社がKDDIに買われて辞め、このハックルベリーという会社をやっています!いくつか会社をやってきて、全部Eコマースに関わっているので意外と幅広くやってきたなというところですかね。
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徳田
Shopifyのをすごいたくさん作っている人みたいな。
プラチナパートナー、あるじゃないですか。これはすごいんですか?
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安藤氏
Shopifyはいろいろ、Shopifyパートナーのレイヤーがあって、プラチナパートナーが一番上ですね。
日本だとTOP4か5ぐらいじゃないですか?
頑張っています!
AIコマースとは何か
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徳田
そんな安藤さんに、AIコマースとかエージェンティックコマースって今言われているじゃないですか。
Xとかでよく見たりするんですけど、よくわからんと。見ている人もわからないとそのへんを嚙み砕いて説明してもらいたいのと、それって今後進める上で何が課題なのかというのを教えていただきたいんですけど……
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安藤氏
日本でもよくある横文字のバズワードなので、人によって解釈がちょっとずつ違うと思うんですよ。
エージェンティックコマースの仕組み
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安藤氏
ただ一般的な解釈で言うと、今までECサイトって認知するところ、気づくところからコンバージョンするところまでって、別々のインターフェースだったじゃないですか。
たとえば広告で知って、比較サイトで比較して、ECサイトに行って、決済ページで買ってみたいな感じだったんですけど。
エージェンティックコマース、AIコマースで言われているのが、これをAIが統合していくと。
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安藤氏
皆さんたとえばChatGPTとかGeminiとかを使ったりすると思うんですけど、その中で質問して「引っ越したんだけどキッチン雑貨は何が良い?」とか聞いて。
そしたらレコメンドが出てきて。
「もうちょっとこういう軸で比較してよ」とかいうコミュニケーションをして、「じゃあこれはどうでしょう?」と来ると。「これ欲しいなと思ったら」そのままAIのインターフェースの中で決済まで進んじゃうという。
ここまでをAIコマース。エージェンティックコマースという時代が来るんじゃないかというのが、一般的なAIコマースと言われているのが今の議論ですね。
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徳田
なるほど、AIで完結しちゃうんですね!
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安藤氏
完結するところまでを言っていますね。
たださっきの人によってみたいなところで言うと、人によっては決済側、完結するところまでは議論していなくて。初めのインターフェースだけを指している人もいますけど、エージェンティックコマースの本来の概念はここで完結しますというところですね。
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徳田
確かに!
最近購買行動の中で、AIにこれおすすめだよと言われたやつを買ったんですよ。
まだ決済までは行っていないですけど、AIにおすすめされたやつをそのままお店に行って買いました!
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安藤氏
なるほど!
AIにアフィリエイトフィーを払いたくなるような。
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徳田
そうなんです。
AIに聞いたらおすすめと言われたんですよといったら、何人かいらっしゃいますと言われて。
そうなんだと思って。
まんまとAIにやられちゃったなと思ったんです!そんなAIコマースとかエージェンティックコマースって良いことばかりだと思うんですけど、運用者側、マーチャント側の課題ってあるんですか?
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安藤氏
まだ概念が議論されたばっかりなので、課題山積みなんですよ。
その中でも大きいのって皆さん今徳田さんがおっしゃったように「AIでこれどうかな?」と聞くことは皆さん今もされている人はしていると思うんですけど。
買うまで行っていないじゃないですか。「おっしゃった通り実店舗に行って買いました」とか、なんだったら「その後Amazonに行って検索して買いました」という方々がいらっしゃると思うんですけど。
決済まで行っていないんですね。なぜかと言うと、AI側が商品のデータはWorld Wide Webからクロールして持ってきていたりするんですけど、じゃあその後の決済データをなんとなくシステムがわかる方だと決済のAPIと連携していないと決済できないじゃんとなるじゃないですか。
これをAI側が実装していないんですよね。
EC事業者の課題(データ連携)
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安藤氏
課題で言うと、AIが主戦場になるとみんな思っているのに、データをどう連携して良いかわからないというところが一番。
みんな議論だけをしていて、そういう時代が来ると思っているのに、どうやったら良いかわからないというのが一番大きな課題かなと思います。
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徳田
ChatGPTとかGeminiと、自社のShopifyのつなぎ込みができていない、と。
意味がわかりました!
そんな課題があると……他にもあるんですか?
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安藤氏
議論が盛り上がっているのは、徳田さんもECの運営支援をされていてご経験されていると思いますけど……
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安藤氏
年々顧客コストが上がってきていて、皆さん新しい広告手法を試したりとか新しいチャネルを試したりとか。
TikTokショップを試す人もいれば、インスタをやってみようかとか。それこそ海外をやってみようかみたいな人もいると思うんですけど、ここを試していく中にAIが入ってくるんじゃないかと。
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徳田
機械学習大事ですよね。
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安藤氏
古いシステムからどうデータを出していくみたいなのが結構ブロックになっているというのが課題かなと思います。
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安藤氏
いきなり大枠の話になりますけど、徳田さんには釈迦に説法だと思いますけど、ECって究極 商品とユーザーのマッチングじゃないですか。
買いたいと思っている人と、物とその在庫をマッチングさせているだけだと思うんですよ。ずっとネックなのは、海外をやるとしても、エージェンティックコマースをやるにしても、新しい広告手法を試すにしても、ユーザー側の接点はチャネルをどれにするかという話だと思うんですよね。
逆に商品と在庫側は当然ECしかやっていなくて、全部Shopifyでやっていますとか全部楽天でやっていますとなると、ここにデータを入れるだけなので良いんですけど。
たとえば実店舗をやっていますとか、メーカーでそもそも卸をやっていて、重厚長大な基幹システムが入っていますとなると、こっち側の商品に関するデータをどう新しいチャネル側に出して良いかというところで止まるんですよね。
システム部の方々が出てくるので、ECではなくてここが大きなハードルになっているなって。
EC全体で、今日のテーマのAIもそうですし、おそらく海外もちゃんと出せないからきっちりやりたいんだという話がたぶん1本目で出てくるんだろうなと思います。
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徳田
なるほど……
それはどうしたら良いですか?
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安藤氏
なんとなく聞いている方々もそんな課題が。
なので大枠はデータをどう連携するかという話と分断された組織、特に大きな会社さんだとあると思うんですけど、これをどうするかという話だと思います!
組織・システムの壁
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安藤氏
何の課題かというと、データ連携とデータ変換の課題なんですよ。
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安藤氏
これをたとえばすごく重厚長大なSIerが基幹システムに入っているので、ここにお願いすると高かったりとか遅かったりとか、そもそもシステム部がめんどくさくてできないと言われちゃう。
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徳田
確かに!
やったことがないし、どれぐらい工数がかかるかわからないから、めちゃめちゃ高い見積もりが来そうですね。
CoreLinkとは
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安藤氏
ちょっと宣伝になるんですけど、我々がやっているCoreLinkというデータ連携SaaSがあって、全部じゃないんですよね。
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安藤氏
結局古いシステムは連携しないといけないんですけども、変換の部分とShopifyだったり、エージェンティックコマース側への連携部分をもう標準で担保しているのでコストが低く済みますし。
1回繋いでしまえば、もうシステム部にお願いしなくてもいわゆるEC側の部門で全部できると。
なのでShopifyに移行するときもなるべくノーコードで、いちいちシステム側に頼まなくてもEC部門でハンドリングをして売上を上げたいというニーズ、結構あると思うんですけど。
データ連携のShopifyみたいな感じですかね。
データ連携が簡単になります。
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徳田
なるほど。
組織課題だったりとかデータ連携の課題をCoreLinkを使うと解決できると。そうすることによって、未来ではAIでユーザーが検索して、実際のShopifyの決済システムがつながって、そこで完結しちゃうかもしれないと?
CoreLink、凄いじゃないですか!
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安藤氏
はい 頑張ってるんですよ(笑)
でもこっち側は正直古いシステム、広告みたいな。
タグを埋め込んだら全部できるよとかではないので、結構デリケートなデータだしセキュリティも必要なので、ここのつなぎ込みはいわゆるSIなので。
いわゆる労働集約で頑張ってやって、ただ出し方が出し先もつながっていますし、ざっくり半分強ぐらいは労力がなくなります。
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徳田
たとえば国内のモールとか楽天みたいなやつとか、そういうところのデータも統合できると。
そこの正解データみたいなところを元に、機械学習を進めて、こういう人にリーチしようみたいな。
広告だったりとかも将来的にはできそうなんですかね?
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安藤氏
そうですね、はい!
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徳田
越境だと特に正解データが少ないので、複数のモールとか自社ECとかもそうですけど、データを統合して正解データというのを多くまとめて、学習に使うなどできたら良いなと思いました。
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安藤氏
ちなみにちょっと質問良いですか?
それこそ海外のECをやっているじゃないですか。
海外ECモールってそこからそれこそいわゆる今正解データと言われている、買われているデータとかを外側に吐き出すことってできるんですか?
Amazonはできないと思うんですが……
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徳田
たぶんできないと思いますね。
物によると思うんですけど、基本的にはあまり表に出さないと思います。
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徳田
一部モールによってはメールアドレスとかのデータはもらえるんですよ。
それを基本的にはモール外で使っちゃダメという規約で縛られている状態なので、取得できるデータは限られていると。
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安藤氏
なるほど……
それができると、マーチャントさんは喜ぶだろうなと。
いずれできる時代が来たら連携させてください!
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徳田
是非お願いします!
本日は貴重なお話いただきありがとうございました
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安藤氏
ありがとうございました!
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