お客様の声
Voice
会社名 | 角利産業 株式会社 |
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URL名 | https://kakuritools.com/ |
導入サービス | |
対応国・エリア | 全世界 |
角利産業株式会社様 ~越境ECサイト・海外WEBマーケティング成功事例~
角利産業株式会社 営業本部 輸出課 渡邉卓也氏(以下、渡邉氏)
角利産業は、日本有数の鍛冶の街・新潟県 燕三条にて1946年に創業しました。
創業当初より、「道具はものづくりの原点であり、ものづくりは人生をより豊かにするものである」という思いを大切にしながら、さまざまな道具を世に送り出してまいりました。
渡邉氏
私は2018年に角利産業に入社いたしました。
国内営業を経験したのち、2020年より新設の輸出部門の担当をしております。
渡邉氏
輸出部門を新設した2020年は、ちょうど新型コロナウィルスが世界的に蔓延し始めた時期でした。
そのため海外出張やオフラインの展示会への出展が難しくなってしまった、というのが一番の理由です。
そのような状況下で、情報収集などを重ねた結果「海外向けオンライン販売」という選択肢にたどり着きました。
渡邉氏
まず、海外からの問い合わせを受け取るためのホームページを作りたいと思っていました。
またそれに加え、将来的にはそのホームページで越境ECを行いたいとも考えていました。
それらを実現するためのパートナーを選ぶうえで、基準として考えていたことは2点あります。
渡邉氏
1つ目は、WEBマーケティングに詳しいことです。
国内向けの対面営業の経験者は社内にもいましたが、WEBを通じた新規営業に明るいスタッフがいなかったため、まずその分野におけるサポートが必要だと考えていました。
2つ目は現地(海外)の商習慣や生活感に精通していることです。
単に英語などの外国語が分かるだけではなく、現地の方々の感覚で情報を受け取りアドバイス等をしていただけるということはとても大切なことだと思います。
渡邉氏
先に挙げた2つの選定基準に加えて、最終的には情緒的な部分もあったと思います。
返答の早さや、明朗なご説明はもちろんですが、私たちと"伴走"してくださるという印象が強く、自然と質問や意見交換がしやすいと感じられたのが最終的な決め手になりました。
世界へボカン株式会社 ディレクター 野本早希
今回海外WEBマーケティングに初めてお取り組みされるということで、不安払拭のために事例などもご提案の際にご説明させていただきました。
また調査・戦略立案の際には「(海外向けオンライン販売を)やらない」という選択肢も視野に入れてフラットに調査しましたが、結果として十分に市場性があることが分かったほか、角利様独自の優位性が明らかになったため「世界に挑戦しましょう!」と自信を持ってお伝えすることができました。
渡邉氏
調査・戦略立案では、何となく「こうかな?」と自分の中で思い浮かべていたイメージをデータや言葉で具現化してもらえたことで、やるべきことを具体化できたように感じました。
正直、本当に海外向けサイトを作るべきなのか悩みながらの相談だったので、調査結果に背中を押してもらった側面もあります。
サイト制作・コンテンツ制作にあたっては、商品の専門知識を表現するのに苦労しました。
弊社のメイン商材の大工道具は、今では日本でも使う人が少ないニッチな商品です。
だからこそ面白い要素がたくさんあると私は感じているので、どうにかその面白さを海外の方にも届けたいと思っています。
渡邉氏
ボカンの皆さんは、オンラインミーティングでのデモンストレーションや説明動画の撮影などを通して、一つひとつ丁寧に私たちの意図をくみ取ってホームページに表現してくださったと感じています。
実際にサイト制作後には海外ユーザー様や代理店希望業者様から問い合わせが届くようになり、制作してよかったと思っています。
現在は、より多くの方に日本の道具の面白さを感じていただけるよう、英語のナレーションを入れたHowTo動画の制作などを進めています。
渡邉氏
代表の徳田さんが打ち合わせの際に何度か仰っておりましたが、ボカンさんのサポート体制はまさに「担当者の助けになる」「伴走する」という表現がしっくりきます。
私一人では能力的にも時間的にも実現できない部分を、ボカンのスタッフの皆さんがサポートしていただいたお陰で形になったと感じています。
世界へボカン株式会社 コンテンツマネージャー 金子メリンダ(以下、金子)
HowTo動画の英語脚本を制作する中で、角利様がいかに商品の細部にまで気を配り、丁寧に作られているかということを感じることができました。
金子
弊社の英語ローカライズ/クリエイティブチームは、角利様にご協力いただきながら、日本製鉋の手入れ方法やメンテナンス方法をご紹介する、一連のチュートリアル動画を制作いたしました。
戦略的な編集に、シンプルなアニメーション、そしてソーシャルメディアの最適化を通じて、海外の視聴者に「扱う側のスキルに関係なく、誰もが大工道具を使い、楽しむことができる」ということを伝えられたらと思います。
世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田祐希(以下、徳田)
渡邉様より海外の今期の売り上げ目標が達成されたと伺った際には、当社一同、自分ごとのように嬉しく思いました!
海外からのアクセスも昨対比で10倍以上伸びており、実施した施策の一つひとつが成果につながっていることを実感しております。
徳田
近年、職人不足が深刻化し、多くの伝統工芸が衰退してしまっているという現状があります。
やり取りをさせていただく中で、渡邉様はその状況をどうにかしたいという想いをお持ちであることが伝わってきました。
徳田
角利様の製品が世界中で愛されるような海外向けWEBマーケティングのご支援を通して、僕らも日本の伝統工芸を取り巻く状況の改善に少しでも貢献できたらと考えております。
これからも、道具の魅力を世界に発信することで、角利様の海外販路拡大をサポートしてまいります。
渡邉氏
燕三条は、昔からものづくりの街として知られています。
鉄から刃物を作る鍛造技術や、木材を加工する木工技術、それらを組み合わせて様々な道具を作る技術を持つ街です。
我々の商品もその一つですが、現在はそのような道具を作る職人さんがどんどん減ってきています。
渡邉氏
世界の木工愛好家の方々から「日本の大工道具のことは角利に聞いてみよう」と思ってもらえるような、そんなブランドになりたいと考えています。
切る、削るといった作業を早く、簡単にこなせる便利な道具は世の中にたくさんありますが、一見単純な作業でも、使う道具が違えば楽しみ方も変わってくると思います。
大工道具を通じて、日本の道具は「使いやすい」だけでなく、「面白い」と感じていただけることを目指しています。
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