対談

仕事ができる人は、なぜ話が短いのか?『一言で話せ。』著者に学ぶ、伝わる話し方

仕事ができる人は、なぜ話が短いのか?『一言で話せ。』著者に学ぶ、伝わる話し方

こんにちは!世界へボカンのひかりです。

皆さんは、上司から「もっと簡潔に話して」「結論から話して」と言われたことはありませんか?

私はあります(笑)。

きちんと説明しようと思って、背景からいろいろ話しているうちに、最後に「で、結論は?」と聞かれてしまうことも。

そんな私が今回読んだのが、株式会社unname代表・宮脇さんの著書『一言で話せ。』です。

読み進めながら「これ、私のことだ……」と思う場面がたくさんありました。

そして、せっかくなら宮脇さんに直接聞いてみたい!と思い、今回、初めてYouTubeの対談に参加させていただきました。

実は、もともと弊社代表の徳田から今回の収録を任されていたのですが、本を読んでいるうちに、私自身も聞いてみたいことがいくつも出てきて。

宮脇さんには、書籍に書かれている内容だけでなく、普段の仕事で私が悩んでいることも相談させていただきました。

この記事では、初めての対談で教えていただいたことの中から、特に印象に残った3つのポイントをご紹介します。

「話を短くするのが苦手」「相手が何を知りたいのかわからず、つい話しすぎてしまう」という方にも、何かひとつ持ち帰っていただけたら嬉しいです。

この記事は、こんな方におすすめです!

  • 「結論から話して」と言われたことがある方
  • 丁寧に説明しようとするほど、話が長くなってしまう方
  • 上司から「今日の打ち合わせどうだった?」と聞かれると、何を答えればいいか迷ってしまう方
  • 相手が何を知りたいのかを考え、わかりやすく伝えられるようになりたい方

実際の対談はYouTubeでも公開しています。記事では学びを整理してお伝えしますが、動画では宮脇さんの具体的なアドバイスや、私が相談している様子もそのままご覧いただけます。

ぜひ、あわせて見ていただけると嬉しいです!

▼【一言で話せ】仕事ができる人は、なぜ話が短いのか?

https://www.youtube.com/watch?v=w3IJMGJ19WI

【イベントのお知らせ】10/16(金)宮脇さん×徳田がリアルイベントを東京で開催します!

 

若手マーケター向けイベント「キャリア道場」のサムネイル

今回お話を伺った宮脇さんと、弊社代表の徳田が、若手マーケター向けイベント「キャリア道場」に登壇します!

テーマは、20〜30代のマーケターのキャリア。

会社の中で評価されることと、市場で求められることは同じなのか。これからのキャリアについて考えたい方は、ぜひこちらもチェックしてみてください!

イベント詳細・お申し込みはこちら


今回お話を伺った、宮脇啓輔さんについて

株式会社unname代表・宮脇啓輔さんのプロフィールを紹介するYouTube動画の画面宮脇さんは、株式会社unnameの代表を務めるマーケターです。

サイバーエージェントやBASEなどでマーケティングに携わった後、2019年にunnameを創業されました。

unnameは、「Issue driven(課題起点)」を大切にする総合マーケティングパートナーです。

手法ありきで施策を提案するのではなく、まず企業が本当に解決すべき課題を特定することから始め、戦略づくりから実行・検証まで一貫して支援されています。

私たち世界へボカンも、お客様の商品や事業を理解し、何に取り組むべきかを一緒に考えることを大切にしています。

今回、宮脇さんとお話しできることをとても楽しみにしていました!

今回ご紹介する書籍

宮脇啓輔 著『一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術』の書影
『一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術』宮脇啓輔 著/明日香出版社

『一言で話せ。仕事ができる人の1%会話術』

著者:宮脇 啓輔
出版社:明日香出版社
発売日:2026年5月14日

会議、報告、相談、雑談など、仕事のさまざまな場面で使える「一言で伝える力」を、具体的な方法とともに紹介した一冊です。

出版社の書籍紹介ページはこちら


1. 一言で話すことは、相手への思いやり

まず最初に、宮脇さんに「そもそも一言で話すとは、どういうことですか?」と質問してみました。

『一言で話せ。』著者の宮脇啓輔さんが、短く話すことは相手への思いやりだと語る対談シーン

すると返ってきたのは、

宮脇さん:「相手への思いやりだと思ってまして」

という言葉でした。

最初から簡潔に話せる人ばかりではありません。

私たちは普段、背景や経緯を説明してから最後に結論を伝えることも多いと思います。でも、社会に出ると急に「結論からお願いします」と求められるようになります。

宮脇さんは、相手が理解しやすいように、相手にとって負担が少ないようにと考えられる人ほど、自然と話が短くなっていくのではないか、とお話しされていました。

私はこれまで、簡潔に話すことを「自分が身につけなければいけないスキル」として考えていました。

でも、相手への思いやりと考えると、少し見方が変わりました。

単に話を短くするのではなく、相手が何を知りたいのか、どう伝えたら理解しやすいのか。

話を短くすることばかり考えていましたが、まずは相手の立場で考えることが大切なのだと気づきました。

2. 話がまとまっていないなら、最初にそう伝えていい

続いて、書籍の中で紹介されているたくさんの方法のうち、まず取り入れるなら何がおすすめなのかを聞いてみました。

宮脇さんが教えてくださったのは、「枕言葉」をうまく使うこと。

『一言で話せ。』著者の宮脇啓輔さんと世界へボカンのひかりが、枕言葉の使い方について話す対談シーン

例えば、突然質問されて、まだ自分の中でも考えが整理できていないとき。

そんなときは、無理に結論から話そうとするのではなく、

「まだ考えがまとまっていないのですが」

「今、少し考えながら話してもいいですか?」

と、最初に伝えてしまってもいいそうです。

期待値をコントロールする|『一言で話せ。』宮脇啓輔さん対談

宮脇さんは、うまく話せない人には、相手への期待値のコントロールがうまくできていない人も多いとおっしゃっていました。

確かに「結論から言うと」と話し始めたら、聞く側は端的な答えが返ってくると思いますよね。

でも、最初に「少し考えながら話します」と伝えておけば、相手もそのつもりで話を聞くことができます。

私はこの話を聞いて、少し気持ちが楽になりました。

「結論から話さなきゃ」と思うほど、焦ってしまうこともあるので、まずは自分の状況を相手に伝える。

早速、次の打ち合わせから試してみようと思いました。

3. 「どうだった?」と聞かれて、思ったことを答えなくていい!?

そして今回、私が個人的に一番聞きたかった質問です。

実は私、オープンクエスチョンが少し苦手なんです。

例えば、弊社代表の徳田から、打ち合わせが終わったあとに「今日の相談どうだった?」と聞かれたとき。

お客様の反応を聞いているのか、商談の結果なのか、それとも私自身の手応えなのか。

「何を知りたいんだろう?」と考えているうちに、結局いろいろなことを話してしまいます。

「どうだった?」と聞かれたとき、社長が本当に知りたいことを考えずに話しすぎてしまう状況を示した図解

そこで宮脇さんに相談してみました。

宮脇さん:「どうだったかを聞かれて、思ったこと言っちゃいけないって話です」

私:「思ったこと言っちゃいけないんだ」

まさかの回答でした(笑)。

宮脇さんによると、上司が「どうだった?」と聞くとき、本当に知りたいのは単なる感想ではないことが多いそうです。

例えば、商談後であれば、本当は次の3つを聞きたいのかもしれません。

① 結果:商談はどうなったのか?
② ネクストアクション:次に何をするのか?
③ 懸念点:進めるうえで課題はあるのか?

毎回この3つを細かく聞くのは大変なので、まとめて「どうだった?」と聞いている。

だから、質問された言葉をそのまま受け取るのではなく、相手が何を知りたいのかを考えることが大切なのだそうです。

よく聞かれる質問には、答え方を決めておく

とはいえ、急に相手の質問の意図を考えようと言われても、すぐには難しいですよね。

そこで宮脇さんが教えてくださったのが、よく聞かれる質問には、あらかじめ答え方を決めておくこと。

上司が商談後に知りたいこととして、商談の結果・ネクストアクション・懸念点の3つを示した図解

例えば、商談後に「どうだった?」と聞かれることが多いのであれば、毎回「結果・ネクストアクション・懸念点」の順番で報告すると決めておく。

これなら、急に質問されても迷わず答えやすくなりそうです。

このお話を聞いて、思わず私も、

「そのパターンです」

と返してしまいました(笑)。

これまでの私は、お客様が話していたことを伝える日もあれば、自分の手応えを話す日もあり、答え方が毎回バラバラでした。

自分ではちゃんと報告しているつもりでも、聞く側からすると「いや、そこじゃなくて……」となっていたのかもしれません。

相手が知りたいことを考えるのはもちろんですが、毎回その場で答えを考えるのではなく、あらかじめ自分なりの「型」を用意しておけばいいのか!と、すごく納得しました。

明日から使える!「どうだった?」への答え方

例えば、打ち合わせ後の報告を、今回教わった3つの型に当てはめてみると、このようになります。

Before:話したいことを、そのまま伝えてしまう

「お客様は結構興味を持ってくださっていて、途中で広告についても質問があって、前回よりは手応えがあったと思います」

After:結果・ネクストアクション・懸念点の順番で伝える

① 結果
「今回のご提案には前向きな反応をいただきました」

② ネクストアクション
「来週までに広告施策の具体案をお送りします」

③ 懸念点
「予算面で社内確認が必要とのことなので、そこが次回の確認事項です」

※上記は対談の内容をもとに作成した報告例であり、動画内で紹介された実際の商談ではありません。

同じ報告でも、順番を変えるだけで伝わり方がずいぶん違うと感じました。

話を短くすることは、言葉を削ることではない

今回、初めてYouTubeの対談に参加させていただきました。

宮脇さんに直接質問できたことで、書籍を読んだだけでは気づかなかった学びもたくさんありました。

特に印象に残ったのは、短く話すための技術は、単に言葉を削ることではないということです。

  1. 相手が何を知りたいのかを考えること。
  2. まだ整理できていないなら、最初にそう伝えること。
  3. よく聞かれる質問には、自分なりの答え方を準備しておくこと。

どれも、明日からの仕事で取り入れられることばかりでした。

そしてもうひとつ、私がいいなと思ったのが、宮脇さんがこの本を「真面目に話を聞きすぎて疲れてしまう人」にも読んでほしいとおっしゃっていたことです。

タイトルは『一言で話せ。』ですが、実は簡潔に話す技術だけでなく、話を聞く技術についても書かれています。

伝えることだけでなく、聞くことも含めて、相手とのコミュニケーションを考える。

特に、普段から悩んでいた「どうだった?」への答え方は、私にとって大きな学びでした。

よく聞かれる質問こそ、事前に答え方を準備しておく。その発想は、今までの私にはありませんでした。

次に上司から「今日の相談どうだった?」と聞かれたら、まずは結果・ネクストアクション・懸念点の3つで答えてみようと思います!

宮脇さん、貴重なお話をありがとうございました!

▼今回の対談動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=w3IJMGJ19WI


【イベントのお知らせ】宮脇さん×徳田が、マーケターのキャリアについて語ります!

若手マーケター向けイベント「キャリア道場」のサムネイル最後に、イベントのご案内です!

今回お話を伺った宮脇さんと、弊社代表の徳田が、10月16日(金)に開催される若手マーケター向けのリアルイベント「キャリア道場」に登壇します。

今回のテーマは、20〜30代のマーケターのキャリア。

会社の中で評価されることと、市場で求められることは同じなのか。

これまで多くのマーケターと仕事をしてきたお二人が、市場価値の高いマーケターの共通点や、これからのキャリアについてお話しします。

「今の仕事を頑張った先に、どんなキャリアがあるんだろう?」

「これから、どんな経験やスキルを身につけていけばいいんだろう?」

そんなことを考えている方にも、ぜひ参加していただきたいイベントです。

イベント名:キャリア道場
開催日:2026年10月16日(金)
登壇者:株式会社unname 宮脇啓輔さん/世界へボカン株式会社 代表取締役 徳田祐希
対象:20〜30代のマーケター、マーケティングに関心のある方

▼イベント詳細・お申し込みはこちら

https://unname-event-20261016.peatix.com/

皆さんと会場でお会いできることを楽しみにしています!


世界へボカンでは、一緒に働く仲間を募集しています!

世界へボカンでは、メンバーそれぞれが専門性を活かしながら、チームを越えて学び合うことを大切にしています。

今回のように、普段の仕事で感じた疑問を社外の専門家に聞いてみたり、新しいことに挑戦したりする機会もあります。

私たちと一緒に、日本の魅力を世界へ届ける仕事に取り組んでみませんか?

現在、世界へボカンでは一緒に働く仲間を募集しています。

ぜひ、採用ページも覗いてみてください!日本の魅力を、一緒に世界へ届けませんか? 世界へボカンの採用情報

▼世界へボカンで働くメンバーのことを、もっと知りたい方はこちら

普段どんな仕事をしているのか、どんなメンバーと働いているのか。実際の仕事の様子を紹介する「メンバー密着」も公開しています!

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